7.ISO認証活動をやっていたおかげで・・・!
■今回のテーマは、現場でISO認証活動を上手に行っている企業様
のお話しです。
製造業界のとある企業様にて。
今年度の方針を部門長会議にて話している際のワンシーンです。
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◆今年度の方針は中国進出! しかし
社長様を中心とした部門長会議にて、社長様から提示があった、年度方針を皆で考えていました。
その方針の中に、 『中国に工場・営業所を確保し、中国進出!』という内容のものがありました。
それにかかわるコストとして、億単位の費用が予想されるということでした。この不況期ですから、決して安いとはいえない投資額です。
突然、ISOの管理責任者をしている専務様から「ちょっとまった」「中国進出する理由はなんですか?」との声があがりました。
すると社長様が、「競合のA社が前年度進出した。当社も負けてられない!」
と威勢のよいお声でお答えになられました。
専務様は
「では、中国進出の目的はA社に負けない ことなのですね?
しかし、当社の本来の目的はA社に負けないことなのでしょうか?
売上高・利益の確保が目的になのではないでしょうか?」
とするどい反論。
社長様が「うぐっ・・・」と言葉につまった一瞬でした。
結果、今年度の方針として、中国進出は見送られました。
企業にとって、社長の感情で意思決定が行われるのは愚の骨頂であり、確実にステップアップしていく道筋が見えておく必要があるのは当然ですから、この企業様も投資額○億円もする、誤った意志決定をせずにすんだことになります。
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◆“是正処置”で学んだことを生かす!
この専務様は管理責任者として、私とともに是正処置に非常に前向 きにとりくんでこられた方です。
“是正処置”とは、不適合の原因を特定し、除去する取組みです。
その中でもっとも難しいのが、『原因の特定』という作業です。
この『原因の特定』をするためには、結果と原因を考えることができなければならず、ある程度の学習が必要となります。
詳しく書くと長くなってしまいますが、原因の特定を行う作業である“是正処置”をしっかりやることで、論理的に物事を考える力がつき、応用次第で非常に大きな武器ともなりえるのです。
ISO認証活動は儲からないとお考えの皆様。
ISO認証活動は意味がないとお考えの皆様。
確かにISO認証活動自体では即効性のある売上高確保は望めないかもしれません。
しかし、前述の是正処置のように、その実施の仕方次第で企業にとって有効活用する方法が・・・実はたくさんあるのです!
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