2.取り組むべきか?
初心者のためのISO14001構築−取り組むべきか?−
ISO総合研究所の門田(もんでん)です。
前回の「環境ISOってなに」で少しは理解が深まりましたか?
周りが「環境だ」「環境ISOだ」とざわついている。地球環境をよくするために、自分は、自社は何が出来るのでしょう。取り組むべきかどうかは、自分の、自社の基本的な価値観、スタンスによるところが大きい。
地球環境のために自分に出来ることをやろう。これは、ごく自然で、人間として当たり前のこと。しかし、この場合、なにも環境ISOを導入しなくても、と思う人もいるだろう。
企業として取り組む場合、もう少し打算的に、経営へのかかわりを考えるのが、ごく自然である。ある人が私に言いました。「社長が、環境ISOは当社の経営にどう役立つのかと聞かれて困っている。」「どこの経営者も経営に役に立たないことはしない」というのが、私の自論。私はすかさず、言い返しました。
「当然です。あなたは環境ISO導入のメリットを社長に説明する必要があります。定量的に、定性的に!」
業務改善領域を扱う品質ISOに比べ、環境ISOによる改善効果は定量的に把握できる領域が多い。エネルギー使用量の削減とか廃棄物の削減とか環境商品の開発と
か。難しくいえば「環境会計」ということになる。
私は、このテーマで2日間のコンサルティングメニューを持っている。環境ISOに取り組む前に、事前に概略導入効果を評価するのである。
多くの時間と資金を導入して、「失敗だった」と後で判断するのだったら、取り掛かる前に「取り組むべきか」を定量的に評価するのかマネジメントの基本である。このあたりで悩んでおられる方、適切なアドバイスをします。
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