8. 社内根回し
初心者のためのISO14001構築−社内根回し-
ISO総合研究所の門田(もんでん)です。
ISOを導入する場合、必ずやらなければならないことは「社内の意思統一」である。日本流にいう「社内根回し」をどのようにすべきかを考えてみたい。
この場合、誰が先行しているか、誰が遅れているかによって、行動パターンは異なる。
1)社長が先行している場合
この場合が最も簡単である。社長から連絡、通達すればよいから。
しかし、気をつけなければならないのは、社員は社長の前では「心で思っていることと口でしゃべっていることは必ずしも一致しない」ということである。品質ISOは社員みんなの仕事の仕方を変えるわけだから、全員が納得する必要がある。
2)社長以外が先行している場合
この場合、社長への説得が、最大の課題である。
自社の社長に何を示せば、納得してもらえるかによって行動は変わるが、やはり、経営のメリットであろう。また、必要な投資、必要なマンパワーも概略把握しておく必要がある。成功している事例の会社の情報を提供するのもよいだろう。
3)根強い反対者がいる場合
反対の理由によって行動は変わってくるが、その理由を取り除く必要がある。
その方法は、成功事例の紹介や、コンサルタント活用による「解惑」である。「みんなその気になっているのですが、専務だけが。一度お話いただけませんか」という感じで依頼される場合がある。「外部の人間の話は聞く」ものである。
「こんど液晶テレビを買いたい」と思ったとき、さてどのように奥さんを説得するかといった問題でも、皆さんはいろいろ策を練られる。
1)奥さんの機嫌のいいときに切り出そう
2)まず、子供を見方に付けよう
3)そのメリットをそれとなく、テーブルの上に置いておこうなどなど。
原理は同じである。それをおっくうに思っていたら、前には進まない。ここは自分の会社を良くするために、一肌脱がねば。「停滞は後退なり」。がんばってみましょう。ご支援します。
次回をお楽しみに! また積極的参加メールお待ちしてます。
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