13.環境側面って何?
初心者のためのISO14001構築−環境側面って何?−
ISO総合研究所の門田(もんでん)です。
ISO14001構築時に最初にぶつかる難しい言葉が「環境側面」である。
先日審査をした企業も、環境側面として、設備名、道具名などを上げていた。規格の定義では「環境と相互に影響しうる、組織の活動、製品又はサービスの要素」となっている。
対応する言葉に「環境影響」がある。この2つの言葉の違いが、審査を受ける段階になってもよく理解されていない場合が多い。これは、コンサルタントの知識にも問題があるということではないか。
ISO14001構築において、環境側面抽出、環境影響評価は最大の難点である。私がコンサルティングした企業の環境管理責任者と話しているとき、私が「品質ISOを導入して、環境ISOに取り組まれる企業はISOに慣れているので、コンサルティングを依頼されない場合が多い」というと、その優秀な環境管理責任者は「信じられない!品質ISOは自分の仕事を整理するだけだが、環境の環境側面はむずかしい」といわれた。
その時はそんなものかなと思っていたが、審査を重ねて、多くの企業が分かっていない現実を見るにつけ、彼(環境管理責任者)は本当に優秀であったと思うようになった。
味わって欲しいのは、活動とは何か、要素とはなにか、環境と相互に影響しあうとはどういう意味かということ。もっと大事なのは、環境ISO上、なぜ環境側面が重要かということである。本当に重要なのは、影響評価したあとの「著しい環境側面」であるが。
環境改善活動の「対象」を選んでいるということである。大事だが、ISO14001構築の80%のエネルギーをここに投入している企業は基本的に間違っている。(そんな企業が多い)なぜなら、改善対象選定に80%のエネルギーを投入して、効果的な改善ができますか。おまけに、それが的外れのコンサルティングであったなら、企業の損害は甚大である。審査の場面でコンサルティングできない審査員(私)の苦悩も理解してほしい。
環境側面抽出に関しては、皆さん悩みが多いのでは?今後、皆さんの悩み解決のメールマガジンに変えていきたいと思います。みなさんからのメールでの反応がなければ、このメールマガジンも残念ながら近いうちに、消滅するでしょう。
皆さんの反応メールをまっています。
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