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改善をするために必要なことは?
ISOでの『困った』を解決する。-ISO総合研究所-
========================================================第12号
■■■ぶっちゃけISOの「困った」事例研究■■■
〜ISO総合研究所コンサルタント古江の戯言〜
http://www.isosoken.com/
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■■今回の困った・・・
■■改善をするために必要なことは?
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「当社も、他社同様、ISOの認証を終え、日々、規定した活動を実
施しています。しかし、中々業務改善に結びつかず、改善活動もすぐに
頓挫してしまいます。どうすれば頓挫せずに改善活動ができますか?」
これは、ISO認証後の企業様から良くある相談内容の1つである。
御社ではどうだろう?改善活動を実施していても、結果を出す前に頓挫
してしまうといったケースは起こってはいないだろうか?
もし、御社でも同様のケースが起こっているならば、下記を読んで、
少し考えてみて欲しい。
まず、「改善活動」とは、どういった活動なのかを考えてみたい。改
善活動には、「目標」がきっちり設定されている事が必要である。
・生産性を15%にしよう!
・コストを10%軽減しよう!
等である。
その為には、「目標」の設定方法が重要になってくる。「目標」には
、帰納的、又は、演繹的といった2つの設定方法がある。
ここで言う、帰納的な目標設定方法とは、『改善項目の成果を想定し
て設定する方法』であり、部門長等、改善プロジェクト推進責任者が、
自らの価値観で設定する方法を指す。
また、演繹的な目標設定方法とは、『全社的な目的に沿って目標を設
定する方法』であり、担当者が自ら設定するのではなく、企業の経営計
画書等で表現される、全社的な目的を基に設定する方法を指す。
仮に、帰納的な目標設定の方法を用いて改善活動を実施したとしよう。
例えば、部門長が強引に決めた目標を元に、改善活動を始めているケー
スで考えてみる。
その活動は、その部門長の意識如何により、ペース配分や実施頻度な
どが決められてしまうため、部門長が不在であれば、現場の人間は、
「今日はやめておこう」と考え、改善活動を止めてしまう恐れがある。
前述のように「頓挫してしまう」場合は、この帰納的な目標設定の方
法を用いて改善活動を実施しているケースが多いようだ。
しかし、演繹的な目標設定の方法を用いた場合はどうだろう?
『将来の会社像を実現するために必要な目標』を基にした改善活動であ
るなら、社長や部門長会議にも必然的に報告する義務が発生するため、
進捗管理も必要であるし、部門長の意識如何に左右される可能性も低く
なる。
つまり、「業務改善を会社が合理的に必要としている状態」を作るこ
とが重要なのである。
従って、業務改善を頓挫させないためには、業務改善の目標設定を会
社が合理的に業務改善を必要と感じられるように、会社の目的を基に設
定するという、演繹的な目標設定がポイントなのである。
古江 一樹
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