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やさしいOHSAS取得講座 vol.5
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■■■1.導入のための基礎知識
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1−5 OHSAS取得に向けての組織作り
OHSAS18001の要求事項に適合した仕組を構築し活動するために新しく
社内組織体制を作る必要があるか?
基本的には従来から有る組織体制を利用すれば良い。
但し、安全衛生に関する組織が無く、活動もほとんど行われていない、となれば、
新たに体制を作らねばならないのは当然の事である。
なお、既に品質、環境のISOマネジメント活動が行なわれておればその体制
を活用するのが賢明。別の活動組織を作ることは避けるべきである。
OH&S−MSの組織も品質、環境と同様、トップの指示が確実に関係者全員へ
伝わる全体的な組織体制でなくてはならない。
さて、全体的な組織は別にして、活動開始・構築時には中心的に動く人達によ
る特別チームのようなグループ(実行部隊)を創ることをお勧めする。
組織の規模により、すでにISO担当部門が有れば、その部門を中心に。
無ければ、安全・衛生を担当している人、総務・庶務担当者、現場担当者などを
中心に編成する。
構築を始めると、労働安全衛生の活動は法律でがんじがらめであることを実感す
る。そのためにも、日ごろ安全衛生に関係深い複数の人達を集める。
労働基準監督所に接する機会の有る人にもメンバーになってもらう。
なお、次の世代へ継続するために、若い人にも参加してもらうのがベター。
また、経営者は多忙な自分に代わってOH&S−MSの活動全体を統括する「労
働安全衛生管理責任者」を指名しておく。
* 責任者の職務権限・役割については、規格の解釈で述べる予定。
経営者(又は経営層)はOH&S−MS活動の開始に当たって、活動開始を宣言し
同時に「管理責任者と構築を担当するメンバー」を関係者全員に知らせる。
この周知は、集会でも、文書によるものでも良いが、とにかく組織全体・全員が
OH&S−MS活動に取り組むことを認識するために是非とも実施されたい。
この実行部隊がまず「OHSAS18001規格を理解する」必要がある。
外部の研修会に参加する、講師を招くなど方法は色々ある。
規格を理解してから、或いは、理解しながら平行して、認証取得に向けての全体
計画をはじめ、全員に対してのOH&S−MSの啓蒙教育・規定類の作成などを
段取りし、各部門の協力を得て規格の要求事項に適合するように構築を進める。
この段階では審査機関に対して登録範囲の設定について・その他不明な点をどん
どん相談すると良い。
もしコンサルタントを起用するのであればこの段階から依頼する必要がある。
また、内部監査員の育成も必要である。これも外部の研修会に参加する、講師を
招く、組織内部で教育するなど方法は色々ある。
このように実行部隊はかなり多忙になるが、専任メンバーを置けない組織では、
日常の業務との掛け持ちになるので、上記のように周知する事により周りの協力
が得られるような条件作りも必要である。
第5回<認証取得のための組織創り>のまとめ
1) 既存の安全衛生活動組織が有ればそのまま活かす。
2) 推進のための実行部隊を創る。
3) 関係する全員にOH&SーMSへの取り組みを周知し、管理責任者・実行部
隊メンバーを知らせる。
4) まず実行部隊が規格を理解する。
5) OHSAS18001取得はトップの固い決断と、実行部隊のやる気、全体
の協力に掛かっている。
6) 認証機関との打ち合わせ開始、コンサル導入はこの段階から。
以 上
◇次回は「労働安全衛生管理責任者は どんな人がいいの?」の予定です。 |
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