2006年09月18日
-ISOの教育-
ISOレベルアップ社の門田聿二(もんでんいつじ)です。
企業力は「システム」と「社員の能力(力量)」といえる。
今日は社員の能力(ISOでは力量といっている)について考えてみたい。
一般的には「企業は人なり」である。
ISO9001では6.2.2力量、認識及び教育・訓練
組織は次の事項を実施すること。
a)製品品質に影響がある仕事に従事する要員に必要な力量を明確にする。
b)必要な力量がもてるように教育・訓練し、又は他の処置をとる。
c)教育・訓練又は他の処置の有効性を評価する。
ISO14001では4.4.2力量、教育訓練及び自覚
組織は、組織によって特定された著しい環境影響の原因となる可能性をもつ作業を組織で実施する又は組織のために実施するすべての人が、適切な教育、訓練又は経験に基づく力量をもつことを確実にすること。
組織は、その環境側面及び環境マネジメントシステムに伴う教育訓練のニーズを明確にすること。組織は、そのようなニーズを満たすために、教育訓練を提供する
と述べている。
いずれも「必要な」又は「ニーズ」という言葉で教育の必要性を明確にすることを要求している。
年度ごとに計画を立てて、実施することとはいっていないが、一般的には、年度始めに、教育計画を立てている企業が殆どである。
旧規格の環境ISOでは、著しい環境側面についての作業が中心であったが、今回の改訂では、「その環境側面及び環境マネジメントシステムに伴う教育訓練」についてもニーズを明確にして、教育訓練をすることを要求している。
私はこれを最初に読んだ時、要求が厳しくなったと思った。
しかし、今は良かったと思っている。
教育のニーズを出す時のインプットが著しい環境側面だけでなく、広く考えることになるだろうから。
私が、最も推奨したいことは、自社のISOのレベルアップのためにどんな教育訓練が必要かを考えるということである。
手前味噌で言わせてもらえば「内部監査のレベルアップ研修であったり、有益な環境側面抽出技法の研修であったり」するわけである。
他に、自社のISO活動のレベルアップ要素は、著しい環境側面以外にもあるはずである。
例えば、新しい環境関連法についての知識の習得とか。
このブログの読者からの意見を歓迎します。
ブログのレベルアップのために。
次回をお楽しみに! また質問、意見があったら是非、メールしてください。
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内部監査員のレベルアップ研修(各種) が今、大変な人気です。
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発行者 門田聿二
monden : 2006年09月18日 09:59
コメント
いつも読ませていただいており、ありがとうございます。ISO9001/14001の力量のこと。全くその通りです。
当社(グループ会社含む)もすでにISO取得後6年余りになります。それまでは力量(comptence),教育・訓練(training)について組織として素地がなかったのですが、少しずつ少しずつ従業員が勉強するようになってきました。感謝しております。backアップするための資料作りとして規格文書・諸先生の文書(勿論、許諾はいただいて)・私自信が考察したこと・その他と多岐にわたっております。思えばかれこれ120本、1000頁を超えてしまいました。やはり「教育も継続は力なり」と近頃、感じております。
これからも先生には、お元気で。いつまでも鋭いコラムを楽しみにしております。
中部印刷株式会社 開発部 上大門英夫
投稿者 上大門英夫 : 2006年10月10日 14:43
上大門様お久しぶりです。
名古屋のセミナーでは、体調を崩され、ご参加いただけなくて、残念でした。
私よりも年配の上大門さんが、いつも、チャレンジ精神一杯で頑張っておられるのには、頭が下がります。
また、今回は、私の考えに、ご賛同いただき有難うございます。
上大門さんに気に入っていただけるような、BLOGやメルマガが書き続けられるかどうか、自信がありませんが、私も残された人生をチャレンジ精神で頑張ってみたいとおもいます。
投稿者 門田聿二 : 2006年10月10日 17:06
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