今回のテーマとなる前提条件プログラム(PRP=Prerequisite Program)は食品を取り扱う組織にて前提としなくてはならない「衛生管理」を構築し、運営することが要求されている。
衛生管理はISO22000の導入だけにとどまらず、食品取扱い組織には重要な課題である。
HACCPを勉強している企業ではPRPという言葉ではなじみがなくともPPという言葉が一般的に利用されているだろうが、FSMSではPPをPRPとして規格化されている。
日本語では一般的衛生プログラムという言葉で理解している組織もあるが、FSMSでは「一般的な衛生」ではなく、食品安全マネジメントの「前提」であることから「前提条件プログラム」としているので注意が必要である。
また、PRPの構築に失敗するとHACCPシステムの構築はできない。

HACCPの構築順序としてはPRPがうまく運用されていることを前提にHACCPプランを構築するので、
PRPには現在の自社基準をうまく組み込み、無理のない計画を立てることが最短で確実な推進となる。
さて、FSMSのPRP要求とは下記の通りである。
|
要求をみてわかるように、中小企業であろうと少数組織であろうと、最低限管理が必要なものしか要求されていない。
| 「ISO22000認証取得宣言」 | |
| 価格 | \2,000 |
| 出版社 | 食品と科学社 |
| 著者 | 宮澤 公栄 著 |