さて、前回はISO22000の発行までの経緯を解説したが、その後2005年4月29日ISO/ FDIS22000(最終国際規格案)が発表された。
ISO/ FDIS22000は、2005年5月5日から2005年7月5日までの間に最終投票がおこなわれ、投票の結果に最終調整がおこなわれ正式にISO22000として発行される。
通常初期段階のCD(コミッティドラフト)やDIS(ドラフトインターナショナルスタンダード)などは大きな変更や追加も考えられるが、ISO22000はFDISまできたので、ここからの大幅な変更は可能性としては低いだろう。
ISO/DIS22000の投票期間は2005年5月5日から2005年7月5日とされ、正式発行へ移行する予定である。
ISO/ FDIS22000のタイトルは「Food safety management system-Requirements for any organization in the food chain」とされ、対象組織は「この国際規格の全ての要求事項は一般的なものであり、タイプ、規模及び提供する製品に関係なく、フードチェーン内で運用する効果的な食品安全マネジメントシステムを設計し、実施することを希望しているすべての組織に適用できるように意図されている。この中には、フードチェーンの一つ又は複数の段階に直接関与する組織(例えば、飼料製造者、農業者、材料製造者、食品製造者、小売業者、食品サービス業者、ケータリングサービス業者、清掃・輸送・保管及び配送業務を提供する組織など)及び、フードチェーンに間接的に関与するその他の組織(機器、洗浄剤及び包装材料並びにその他の食品と接触する材料の供給者など)が含まれる。」とされている。
規格の内容を一言で表すと、「あらゆる食品関連業種にて実践的に構築できるようにしたHACCP」であり、注意が必要なのはISO9001に似ているところはあるが、ISO9001の要求事項は網羅していないのでISO9001+HACCPとはいえない。
また、食品業界であっても社員の電話対応によるクレームや受注発注ミスなどへの問題が多い企業は顧客満足を目的とするISO9001を利用することが有効的である。
QMS=ISO9001 品質マネジメントシステム |
EMS=ISO14001 環境マネジメントシステム |
FSMS=ISO22000 食品安全マネジメントシステム |
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| 1, |
適用範囲 |
| 2, |
引用規格 |
| 3, |
用語及び定義 |
| 4, |
食品安全マネジメントシステム |
| 4- |
1 |
一般要求事項 |
| 4- |
2 |
文書化に関する要求事項 |
| 5, |
経営者の責任 |
| 5- |
1 |
経営者のコミットメント |
| 5- |
2 |
食品安全方針 |
| 5- |
3 |
食品安全マネジメントシステムの計画 |
| 5- |
4 |
委任及び計画 |
| 5- |
5 |
食品安全チームリーダー |
| 5- |
6 |
コミュニケ−ション |
| 5- |
7 |
緊急事態に対する備え及び対応 |
| 5- |
8 |
マネジメントレビュー |
| 6, |
資源の運用管理 |
| 6- |
1 |
資源の提供 |
| 6- |
2 |
人的資源 |
| 6- |
3 |
インフラストラクチャー |
| 6- |
4 |
作業管理 |
| 7, |
安全な製品の計画及び実現 |
| 7- |
1 |
一般 |
| 7- |
2 |
前提条件プログラム |
| 7- |
3 |
ハザード分析を可能にするための準備段階 |
| 7- |
4 |
ハザード分析 |
| 7- |
5 |
オペレーションPRPsの構築 |
| 7- |
6 |
HACCP計画書の設計及び構築 |
| 7- |
7 |
事前情報及びPRPs並びHACCP計画書を規定する文書の更新 |
| 7- |
8 |
検証計画 |
| 7- |
9 |
トレーサビリティシステム |
| 7- |
10 |
不適合の管理 |
| 8, |
食品安全マネジメントシステムの検証、妥当性確認及び改善 |
| 8- |
1 |
一般 |
| 8- |
2 |
管理手段の組み合わせの妥当性確認 |
| 8- |
3 |
モニタリング及び測定の管理 |
| 8- |
4 |
食品安全マネジメントシステムの検証 |
| 8- |
5 |
改善 |
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