審査機関移転
審査機関選定コーディネータ〜's コラム

ポイント

2006年12月12日

「移転したい理由ベスト3」

審査登録機関選びのポイント)
これまで、非常に多くの審査登録機関移転変更移行)に関して相談を頂きました。

そして審査登録機関移転変更移行)に関して、どういう理由が多いのか整理してみると、実は少し面白い内容を見つけてしまいました。

まず、3番目に多いのが「コスト」という理由です。これは皆さんもイメージされていた内容かもしれませんね。ただ実際は「コスト以外に選択肢がない!」という話も多かったのも事実です。これは僕らの役割がまだまだ果たせていないということでもあり、非常に胸が痛くもあります。

そしてその次に多いのが「世代交代」という理由です。
認証当時、ISO推進室の室長ではなく、室長のサポート役のような立場の方だった皆さんが、この1年くらいに、どんどん責任者になっていくという、「世代交代」がおきているようです。そしてその世代交代によって、「俺の代になれば、あのプロセスをこう改善して、あの責任をこう改善して・・・」ってな感じで、自らがこれまで責任者の方の下で「俺ならこうするのに!」と思って我慢していた部分がいっきに開放されたように、改善等の活動が進めようとされておられるようなのです。

その中の取り組みとして「審査登録機関も変えるんだ!」と前向きに、パワフルに動かれることが誘引し、審査登録機関移転変更移行)が起こっているようです。

厳密には、世代交代が原因ではないと言えるのですが、現象としてとらえた場合、この「世代交代」が、審査登録機関移転変更移行)を目安にする一つのきっかけのようです。


そして最も多かったのが、「審査登録機関が個別管理してくれない!」という理由でした。

ここだけの話ですが、ある大手企業の担当者の方からこういうお話をお聞きしました。

「当社は、ある有名な審査登録機関に登録し5年を迎えています。登録の事務手続きの話があったので登録している審査登録機関に連絡をしたのですが、その際に、窓口の女性に、『御社は弊社に登録されておられないようですが?』と対応されました。もう登録して5年にもなるし、弊社の名前はおそらく知っているだろうし、どういうこと?」

というお話でした。これは実際にあった内容です。

つまり、企業は以前のような『登録』という要素から『企業取引』の要素に感覚が変わってきているようなのですが、審査登録機関は第三者評価機関というスタンスを示す必要性もあり、お互いの感覚にギャップは生まれてきているようです。

確かに、第三者機関ではあるのですが、時流として中小から小規模の企業も登録をしていることも含め、審査登録機関側としても、より個別の顧客を認識し、対応するスタンスが望まれているということは事実のようです。


以上、ちょっと面白い「移転したい理由ベスト3」でした。


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2006年11月09日

運営ビジョンや審査方針を聞いてみよう

審査登録機関選びのポイント)
3年ほど昔の話。ある会社のISO担当者の方が、3社の審査登録機関の営業担当者の方を招いて、選定のためにいろいろ情報を確認しているところを同席したことがありました。

そのISO担当者の方は、営業担当者の方になんとか自社の状況等をお話しようとされていたのですが、相手の方が一枚上手だったのもあり、「ISO審査登録だけではなく・・・」「弊社は経営に役立つ審査をしますので・・・」という、営業担当者のおきまり営業トークが乱発するという結果に終わってしまっていました。いざ選定しようにも、区分することもできず、結果的に私が間に入ってコミュニケーションをとったのを覚えています。

仮に御社が新規で認証をされる場合や今の審査登録機関移転変更移行)される場合等に、この担当者の方と同じような状況にならないよう、ひとつの軸をもってこの機会に望める、1つの簡単な確認ポイントをお教えします。

それは「どのようなビジョンを描き、どんな方針で取り組んでいるのか?」という内容を質問してみることです。

審査登録機関も一般的な企業と同じように、明確にビジョンや方針を設定されておられます。そしてこれは各社で異なっているものです。
そして、これらが全ての基となり、審査員の教育や営業担当者の営業スタンス、事務手続きや応対等が構築されています。従って先ほどの質問をすることで、例えば、ある機関は「母体の○○という精神をもって・・・」、またある機関は「地域に密着して・・・」等といった具合に、いろんな“色”が見えてくるでしょう。

これだけで全てが見えてくるというわけではありませんが、何も軸をもっていないよりはずいぶん選定のための材料は入手できるはずです。せっかく貴重な時間を割いて営業担当者の方とお話をするのですから、なんからの軸をもって話をきくようにし、実際に選定するための貴重な材料を入手できるようにしておきましょう。


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