「移転したい理由ベスト3」
(審査登録機関選びのポイント)
これまで、非常に多くの審査登録機関の移転(変更・移行)に関して相談を頂きました。
そして審査登録機関の移転(変更・移行)に関して、どういう理由が多いのか整理してみると、実は少し面白い内容を見つけてしまいました。
まず、3番目に多いのが「コスト」という理由です。これは皆さんもイメージされていた内容かもしれませんね。ただ実際は「コスト以外に選択肢がない!」という話も多かったのも事実です。これは僕らの役割がまだまだ果たせていないということでもあり、非常に胸が痛くもあります。
そしてその次に多いのが「世代交代」という理由です。
認証当時、ISO推進室の室長ではなく、室長のサポート役のような立場の方だった皆さんが、この1年くらいに、どんどん責任者になっていくという、「世代交代」がおきているようです。そしてその世代交代によって、「俺の代になれば、あのプロセスをこう改善して、あの責任をこう改善して・・・」ってな感じで、自らがこれまで責任者の方の下で「俺ならこうするのに!」と思って我慢していた部分がいっきに開放されたように、改善等の活動が進めようとされておられるようなのです。
その中の取り組みとして「審査登録機関も変えるんだ!」と前向きに、パワフルに動かれることが誘引し、審査登録機関の移転(変更・移行)が起こっているようです。
厳密には、世代交代が原因ではないと言えるのですが、現象としてとらえた場合、この「世代交代」が、審査登録機関の移転(変更・移行)を目安にする一つのきっかけのようです。
そして最も多かったのが、「審査登録機関が個別管理してくれない!」という理由でした。
ここだけの話ですが、ある大手企業の担当者の方からこういうお話をお聞きしました。
「当社は、ある有名な審査登録機関に登録し5年を迎えています。登録の事務手続きの話があったので登録している審査登録機関に連絡をしたのですが、その際に、窓口の女性に、『御社は弊社に登録されておられないようですが?』と対応されました。もう登録して5年にもなるし、弊社の名前はおそらく知っているだろうし、どういうこと?」
というお話でした。これは実際にあった内容です。
つまり、企業は以前のような『登録』という要素から『企業取引』の要素に感覚が変わってきているようなのですが、審査登録機関は第三者評価機関というスタンスを示す必要性もあり、お互いの感覚にギャップは生まれてきているようです。
確かに、第三者機関ではあるのですが、時流として中小から小規模の企業も登録をしていることも含め、審査登録機関側としても、より個別の顧客を認識し、対応するスタンスが望まれているということは事実のようです。
以上、ちょっと面白い「移転したい理由ベスト3」でした。
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