商品内容:
内容
【本書の内容】
2001年12月に起きたエンロン破産は、米国企業社会に近来稀にみる統治改革の嵐を巻き起こした。本書は、エンロン
の破綻からスキリング元エンロンCEOの入獄までをひとつのうねりとして捉え、裁判の内容をもとに、エンロン事件の
全体像と、この事件がきっかけとなって制定された2002年サーベンス・オクスレー法制定の背景にある真実に迫って解
説。巻末には、サーベンス・オクスレー法の全文和訳を付録として掲載。
【本書の特色】
エンロン事件の始まりから終わりまでをひとつのうねりとして捉えることにより、エンロン事件とは何であったか、会
計及び監査不正が社会やエンロンに与えた影響について理解しやすくしています。著者オリジナルのサーベンス・オク
スレー法の全文和訳が掲載されており、サーベンス・オクスレー法の全貌を見ることができます。
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目次
目 次
はじめに
第1章 すべてはエンロンから始まった
■エンロン崩壊 1
■3人のトップ経営者の責任 6
■エンロン取締役会(監査委員会)の怠慢 12
■シェロン・ワトキンスの内部告発 15
■パワーズ特別委員会の調査報告 18
第2章 エンロン崩壊の波紋
■アンダーセンはまともなエンロン監査を行ったのか 23
■アンダーセン、エンロン関連書類を破棄 26
■ダンカンの暴走を許したアンダーセンの管理体制 28
■アンダーセン監視委委員長にボルカー前FRB議長が就任 30
■監視委員会レポート 31
■司法省、アンダーセンを起訴 33
■司法省の鉄槌 36
■ボルカーの「ニュー・アンダーセン」と迫る解体の危機 39
■アナリストの利益相反行為とNASD・NYSEの規制案 42
■NY州司法当局が明らかにしたアナリストeメールの内容 44
■スピッツアー長官とメリル・リンチの合意 45
■SEC、アナリスト新規則を承認 48
■エンロン401kエリサ法訴訟(従業員訴訟) 51
■エンロン詐欺訴訟(株主訴訟) 55
第3章 エンロン事件とコーポレート・ガバナンス改革
■ガバナンスの欠陥が招いたエンロン惨劇 61
■米国コーポレート・ガバナンスの基本型 63
■投資家の保護者としてのSECに対する期待と不満 66
■アナリスト問題とスピッツアー長官なぜ州司法長官なのか 70
■監査改革の流れをとめた司法省のアンダーセン刑事訴追 74
■アンダーセンに対する有罪評決76
■ガバナンスの空洞化をもたらした取締役会の機能不全 79
■ニューヨーク証券取引所の新たな上場基準案 82
■SECが行った2つの新規則提案 85
■ワールドコムの不正会計発覚 87
■2002年サーベンス・オクスレー法の制定 90
■銀行・証券10社、14億ドルで包括的和解 92
■退陣に追い込まれたピットSEC委員長 95
■ワールドコム、5億ドルの民事制裁金支払いでSECと和解 97
■好スタートを切ったドナルドソンSEC新委員長 99
第4章 ポスト・エンロンの改革推進とその限界
■取締役会の改革とNYSE上場基準の承認 103
■NYSEスキャンダル 106
NYSEスペシャリストの不正取引/グラッソー会長の巨額報酬
NYSEの統治改革
■投資信託(ミューチュアル・ファンド)の不正取引 113
ミューチュアル・ファンド(投信)よ、お前もか
パトナム社と運用担当者に対するSECの法執行
SECによる投信規制強化のための新規則提案
■企業統治改革の仕掛人 119
■進むエンロン経営陣の責任追及
世紀のホワイトカラー犯罪の主役たち 122
突破口を開く:コッパーの起訴と司法取引
最初の重要ターゲット、ファストウ元CFO
ファストウ夫妻の悲劇/主謀者スキリング元CEOの起訴
レイ元会長の逮捕:「知らなかった」ですむか
■取締役指名権を巡る株主と経営陣の熱い闘い
泥沼に陥ったSEC提案規則 131
画期的な改革案が打ち出された背景/SECの委任状アクセス規則
平行線をたどる両派の議論1年越しの対立
見果てぬ夢か、夢の実現か/挫折/過半数票決への転向
株主の夢は実現しなかった
■振り子の揺り戻し 145
ドナルドソン委員長の奮闘/ビジネス勢力の巻き返し
ドナルドソンの退任と投信規則再制定の強行
投信規則とヘッジファンド規則の行方/限界を超えて
第5章 スキャンダル経営者の刑事裁判
■エバース元ワールドコムCEOの刑事裁判 157
法廷に舞台を移した企業改革/史上最大の破産事件の責任者は?
対峙し相争う元CEOと元CFO/エバース裁判のあらまし
裏目に出た「無知なCEO」の抗弁
■エンロン経営トップの刑事裁判 166
企業詐欺訴追の総決算/企業改革のフィナーレを飾れるか
エンロン裁判のあらまし/エンロンに始まりエンロンに終わる
第6章 サーベンス・オクスレー法制定の背景
エンロン事件に軸足を置いた解説
■エンロン不祥事が引き金 189
■「公開会社会計監視委員会」の創設と監査法人の独立性 192
■公開会社の役員および取締役に関する規定 195
■証券アナリストの利益相反と重要問題に関する調査・報告の規定 198
■証券法違反行為に関する刑事および民事罰と投資家救済 201
付録 2002年サーベンス・オクスレー法全文和訳(試訳)
あとがき
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著者
菊田良治 著
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購入時注意点
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※現在、本商品のサイトでの購入申込みはお受けできません。恐れ入りますが、購入ご希望の場合は最寄りの支社
までご連絡ください。
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編集部コメント
全米売上高第7位を誇る巨大企業がなぜ破綻したのか? この本では裁判の内容を基に破綻の要因を解き明かしており、
「企業統治」や「監査」という言葉を聞きなれない方でも読みやすい内容となっています。読んだ後にこのような事件
を二度と起さないためにはどうすればよいのか、考えさせられることでしょう。特に公認会計士を目指す方や企業の内
部統制担当者など、企業統治にこれから携わる方や、少しでも米国の企業改革に興味をお持ちの方にぜひ読んでいただ
きたい一冊です。
[企画第二部]
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