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HOME > 書籍 > 高分子『熱物性・熱分析』ノウハウ集

高分子『熱物性・熱分析』ノウハウ集

【学会誌・文献では表現出来ない,専門家の『コツ』を満載!】
高分子『熱物性・熱分析』ノウハウ集

価格:\ 65,520 (税込)

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商品データ

価格: \65,520
商品番号: lb000182
メーカー商品番号:1224
商品形態:A4判 311頁
商品内容:

(書籍絶版,CD-R版のみ)
@ どの『試料』を用いて,どんな『前処理』を施すのか? (濃縮・薄片化・試料加熱・・・)
A 分析手順・機器操作の『勘(カン)所!』 (加熱および冷却速度・分析モード選択・・・)
B 正しくデータを『解析』し,『実務に活用』するポイント! (熱伝導率・結晶化度・劣化分解・粘弾性・・・)

★当テーマの専門家30名以上! 1事例につき見開き2〜4ページを用いて集中的に解説!

<約 110 ケースのデータ・分析例を収録!!>

●発刊:2004年3月26日

★★執筆者より (代表 : 東京都立大学 吉田 博久 氏 )★★

  熱分析は、誰でも簡単に物質の物理的あるいは化学的変化を測定することができるため、様々な分野で用いられている。熱分析データは 単純ではあるが多くの情報を含んでいる。測定結果を正しく解析することで、初めてデータに含まれている真の情報を引き出すことが可能 になる。多くのユーザーにとって熱分析は「測定は簡単だが解析は難しい」と感じてしまうかもしれない。本書の目的は「どのような解析をす れば知りたい情報が得られるか?」,高分子の構造と物性の特徴を理解し、熱分析データを正しく解析できるようになることを目指している。

  本書の構成は、データ解析に必要な「熱力学」と「高分子構造・物性」の基礎(第1章)から解説し、熱分析の特徴と正しい操作方法を 理解して、どのようにデータを解析するか(第2章)を述べている。さらに実際の測定例から「どのようにデータを解析して、正しい情 報を得たか」を実感してもらえるようになっている(第3章)。

  本書が実際に高分子の熱分析を行っている方の分析指針となることを願っている。

執筆者・データ提供者紹介(同不順・敬称略)

第1章 
東京都立大学 吉田 博久

第2章 
神奈川大学 西本 右子
埼玉大学  柴崎 芳夫

第3章
大阪市立工業研究所         上利 泰幸
名古屋市工業研究所         高橋 文明
山形大学                 鈴木 孝制
住友電工(株)              大浜 理
荒川化学工業(株)           松本 寛
東洋紡績(株)              葭原 法
王子製紙(株)              宮田 忠和
三菱化学ポリエステルフィルム(株) 小山 裕司
(株)三井化学分析センター      横山 昭
(財)化学物質評価研究機構     大武 義人
名古屋大学              武田 邦彦
理学電機(株)             有井 忠
(株)東レ・リサーチセンター  佐藤 信之
長崎大学            古川 睦久
長崎大学            小椎 尾謙
名古屋大学           大谷 肇
福井大学            伊佐 公男
東京工業大学         扇澤 敏明
味の素              池田 徹
コニシ(株)            鈴木 利郎
セイコーインスツルメンツ(株) 大久保 信明
大日本インキ化学工業(株) 高橋 芳行
近畿大学            岡本 忠
滋賀女子短期大学      十時 稔
日本ペイント(株)       上田 髏
豊田工業大学         岡本 正巳
古河電気工業(株)      加納 義久
古河電気工業(株)      宮城 秀文
古河電気工業(株)      河中 裕文
京都大学           西尾 嘉之
茨城工業高等専門学校   宮下 美晴
山梨大学           鈴木 章泰
広島大学           佐藤 善之

目  次
第1章 高分子の熱物性を理解しよう

1.高分子の熱的性質とは?
 1.1 熱と温度  1.2 高分子の熱的性質

2.高分子の性質はなぜ熱履歴に左右されるのか?
 2.1 高分子の構造形成からのアプローチ
 2.2 転移の熱力学的解釈からのアプローチ
 2.3 準安定状態からのアプローチ

3.融解と結晶化の測定から理解しよう
 3.1 融解   3.2 結晶化

4.ガラス転移から何がわかるのか?
 4.1 ガラス転移とは   4.2 エンタルピー緩和

5.高分子中の水を定量しよう
 5.1 高分子と水
 5.2 水から見た高分子の分類
 5.3 高分子中の水の分類
 5.4 種々の水の定量
   5.4.1 凍結水   5.4.2 不凍水
 
6.高分子と低分子の混合系の現象を理解しよう
 6.1 結晶性高分子と低分子の混合系
 6.2 非晶性高分子と低分子の混合系
 
7.高分子ブレンドの混合状態がどこまでわかるか?
 7.1 融解温度の変化   7.2 ガラス転移温度の変化
 7.3 結晶化速度の変化

8.複合材料の界面現象を正しく理解しよう
 8.1 DSCによる特性化   8.2 動的粘弾性測定による特性化

9.熱分解を上手に測定しよう
 9.1 雰囲気と活性化エネルギー   9.2 熱分解メカニズム

10  高分子の熱分解をどう評価するか?
 10.1 速度論的解析
 10.2 熱安定性の評価22)
   10.2.1 リサイクルに適したプラスチック素材をどのように選択するか?
   10.2.2 どのように評価するか?
   10.2.3 熱分解開始温度
   10.2.4 熱分解反応の活性化エネルギー


第2章 高分子の熱分析を実際にしてみよう

1.高分子の熱分析にはどのような手法があるか

2 熱分析で何が分かるか

3.高分子の熱安定性を上手に測定し,
  評価するにはどうしたらよいか.

4.サンプリングの際に気をつける点とは?

5.どうやって測定条件の設定を行うか?
 5.1 高分子物質のガラス転移温度を知りたい.
 5.2 耐熱性が知りたい.   5.3 高分子の劣化初期の変化をとらえたい
 5.4 良品,不良品の違いが知りたい.

6.どうやって測定するか
 6.1 DSC, DTA
  6.1.1 DTA, DSCの原理   6.1.2 装置の校正と標準物質
  6.1.3 測定条件   6.1.4 その他の方法
 6.2 TG
  6.2.1 TGの原理   
  6.2.2 測定
  6.2.3 応用測定や特殊測定の例
    (1)速度制御型TG(CRTG)
    (2)複合熱重量測定
       (TG - MS,TG - GC - MS,TG - FT IR)
       (発生気体分析)
 6.3 TMAの原理と測定法
  6.3.1 TMAの原理
  6.3.2 TMAの各測定モード
  6.3.3 測定条件
  6.3.4 測定
  6.3.5 特殊測定の例
 6.4 DMAの原理と測定法
  6.4.1 DMAの原理
  6.4.2 DMAの各測定モード  6.4.3 データの解析
     T シフトファクター  
     U 弾性率のピーク温度と周波数
     V 弾性率
7.必要な情報をどのように得るか?
  -データ解釈の基礎と知っておくべきポイント-

8.JISやISOにはどのような関連規格があるか

 8.1 JIS
  8.1.1 熱分析について   8.1.2 プラスチックの試験方法[熱的性質]
 8.2 ISO
   8.2.1 DSC    8.2.2 TG     8.2.3 TMA

9.高分子の熱分析の実例
       −測定のコツとデータの解釈の基礎−

 9.1 高分子の特質を理解しよう
 9.2 試料の取り扱い方と前処理法
 9.3 測定条件の選定の目安は何か
 9.4 測定の実際と注意するべきポイント
 9.5 データ解釈の基礎 
    −高分子の特質を考慮しながら総合的に考察しよう−


第3章 高分子熱分析のケーススタディ


(1データにつき見開き2〜4ページ,執筆者1人につき1〜数データ)

1.伝熱・熱伝導率を測定し応用するために
・超高充填した複合高分子材料の有効熱伝導率
・PETフィルムの熱物性測定
・ポリフェニレンオキサイド/ポリスチレンブレンドの熱拡散率
・銅粉複合ポリエチレンの熱拡散率
・充填材を複合した複合したポリエチレンの熱伝導率 他

2.結晶化度を測定し応用するために
・結晶核剤添加ポリプロピレンの結晶化度と透明性(ヘーズ)
・DSCによる結晶核剤添加ポリプロピレンの結晶化度
・ポリ乳酸の非等温結晶化における冷却速度依存性
・DSCによるポリ乳酸の延伸に伴う配向結晶化挙動
・DSCによるPET樹脂の結晶核剤効果評価,低温成形性比較 他
第3章 第2節の第6項目は,著作権の関係から収録しておりません。ご了承ください。

3.劣化現象を捉えるにはどうしたらよいか?
・屋外暴露SBRのTG測定 ・屋外暴露PPEのDL-TMA測定
・α-メチルスチレン、スチレンおよびエチレンのTG/MS ・ TG/GC/MS測定
・フィルム中異物分析への熱分析の適用例 他

4.熱分解を測定し応用するために
・速度制御熱重量法(SCTG)によるポリエステルの熱分解
・TG-DTGによるポリエーテルウレタンの環境劣化
・TGAによるポリウレタンウレアイミドの耐熱性評価
・APPをブレンドしたPBTの熱分解
・TG-MS法によるポリスチレン,ポリ塩化ビニール(PVC)の熱分解
・水蒸気雰囲気中でのポリエステルの熱分解 他

5.熱膨張を測定し応用するために
・高密度ポリエチレン(HDPE)のPVT曲線 ・ポリスチレン(PS)のPVT曲線
・ビスフェノールA型ジシアネートの硬化過程における比容の変化
・耐熱性樹脂のTMAによる膨張率の測定

6.融解,ガラス転移を測定し応用するために
・エポキシ樹脂,及びコンパウンドのDSC測定
・エポキシ樹脂硬化物のDMA測定による解析
・DSCによるポリエチレンの融解測定,ガラス転移測定
・DSC融解曲線による低密度ポリエチレンの熱履歴測定
・DSCガラス転移曲線によるPETおよびエポキシ樹脂の熱履歴測定 他

7.粘弾性を測定し応用するために
・塗膜の粘弾性測定(動的ガラス転移温度と架橋密度)
・熱硬化過程の多周波数同時測定(三次元ゲル化温度)
・微小硬度計を用いた弾性率の温度依存性測定
・DSCによるポリウレタンの凝集構造の評価
・ポリ塩化ビニルの動的粘弾性測定
・ポリ乳酸・クレイナノコンポジット溶融体の動的粘弾性
・ポリマー・クレイナノコンポジット溶融体の一軸伸長粘度 他

8.成形プロセスにおける熱物性をどのように捉えるか?
・伸長粘度測定装置による解析と発泡成形への応用
・剛体振り子型粘弾性装置による高分子系複合材料の粘弾性評価
・延伸・熱処理によるDSC挙動の変化
・ポリマー中の超臨界流体の溶解度・拡散係数測定
・ポリ酢酸ビニル中の二酸化炭素の溶解量の経時変化 他

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