商品内容:
発刊 2007年9月28日
★ “高級”と感じる,色は?質感は?光沢は?
★ プラスチック・金属への加飾技術,評価手法,測定法は?意匠性をどう付与するか?
★知らないではすまされない,高付加価値化のための必須技術とデザイントレンド!
【本書のポイント】
★色・光沢の測定,評価★
◇高級感を持つ色・光沢は?◇流行色は?◇欧米中における高級感は?
★高級感の付与★
◇プラスチック・金属に加飾する◇意匠性のある印刷◇成形同時加飾◇ホットスタンプ◇めっき◇銀鏡塗装◇電着塗装◇シルバーメタリック塗装◇プレコート・・・
↓ ↓ ↓
つやむら,色むら,曇り,しみ,膨れ,剥離,クラック ハジキ,ブツ,ワキ,タレ,傷付き・・・トラブル対策のためには?
★高級感の事例★
◇自動車◇携帯電話◇パソコン◇デジカメ◇化粧品◇照明◇印刷(インクジェット,写真プリント,電子写真,フィルム・・・)
【執筆者 敬称略】
広島国際大学 柳瀬 徹夫 住友軽金属工業(株) 道木 隆徳
(株)日本カラーデザイン研究所 稲葉 隆 住友軽金属工業(株) 細見 和弘
ディックカラー&デザイン(株) 大前 絵理 中京大学 河本 健一郎
(株)現代文化研究所 廖 静南 名古屋大学 高橋 晋也
拓殖大学 木嶋 彰 日本福祉大学 中村 信次
東芝ライテック(株) 伊東 聡 名古屋女子大学 大竹 昌幸
カシュー(株) 小林 勇 愛知医科大学 水谷 聡
(株)村上色彩技術研究所 馬場 護郎 太成学院大学 嶋崎 裕志
日本写真印刷(株) 吉川 久美子 セイコーエプソン(株) 大西 弘幸
奥野製薬工業(株) 長尾 敏光 セイコーエプソン(株) 蓬莱 真子
(株)表面化工研究所 橋本 智 コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株) 中澤 利彦
(株)表面化工研究所 平野 輝美 富士ゼロックス(株) 井出 収
平野技術士事務所 (株)トーツヤ・エコー 藤 徹
日本油脂(株) 福島 典幸 リンテック(株) 小島 一仁
ナビタス(株) 村田 重男 元・(株)資生堂ビューテック 和田 孝介
上村工業(株) 岡 照也 フリーランスデザイナー 勝沼 潤
上村工業(株) 有田 了 (前・(株)NECデザイン)
上村工業(株) 鈴木 祥一郎 コニカミノルタテクノロジーセンター(株) 長野 雅一
東洋アルミニウム(株) 橋詰 良樹 (株)ウォーター・デザインスコープ
日本ペイント(株) 坂本 裕之 BASFコーティングスジャパン(株) 松原 千春
(株)中野科学 中野 信男 ダイハツ工業(株) 上山 喜代治
日産自動車(株) 久保 隆三
【目 次】
第1章 感性工学・人間工学と高級感
第1節 人は、何をもって「高級」と感じるのか?
−高級感を作り出すにはー
1.高級感の重要性
1.1 「感性価値」とは何か
1.2 経験価値
1.3 Perceived Quality
1.4 「高級感」について
2.高級感を作り出す工学、感性工学
2.1 感性工学
2.2 高級感と感性工学の方法
2.2.1 商品ごとの高級感評価内容を知る
2.2.2 高級感評価
第2節 人が「高級」と感じる色彩・質感
1.高級感を表しやすいカラー
1.1 ブラック:機能性の優れた高級
1.2 ブラウン:味わいの深い高級
1.3 ダークグリーン(深緑):格調のある高級
1.4 ダークブルー(濃紺):真面目で気高い高級
1.5 ワイン:円熟感漂う高級
1.6 ゴールド:最も豪華ではなやかな高級
1.7 シルバー:クールで先進的な高級
2.高級感を表しやすいトーン
3.質感と「高級」イメージ
3.1 光沢と「高級」イメージ
3.2 質感と「高級」イメージ
3.3 光沢感に関する嗜好性
4.「高級」のパターン分類
4.1 イメージ調査による高級感の分類(コトバからみた高級感)
4.2 イメージスケールによる配色パターンと高級感
4.3 データベースイメージ調査による「高級」の分析
4.4 イメージスケールによる「高級」の分析(ビジュアルからみた高級感)
第2章 高級感の日本と海外の比較
第1節 日本人の高級感と欧米人の高級感
1.感性評価(嗜好)の差異
1.1 高級感、高品質感は評価性尺度
1.2 色彩嗜好、色彩イメージの日、英、仏比較
1.3 日米での色彩嗜好の差
2.イギリス人の高品質感・高級感、フランス人の高品質感・高級感
2.1 イギリス人の高級感・高品質感
2.2 フランス人の高級感、高品質感
2.3 高級、高品質と感じる理由
第2節 中国で好まれるデザインにおける高級感
1.世界観のさきにある高級感
1.1 階級意識の出現
1.2 本土デザインの台頭
1.3 「品牌」意識
2.服だけではなく、生き方を着る
3.職人技からものづくり文化へ
第3節 中国における自動車市場と高級感の考え方
1.中国ユーザーの高級車志向
2.中国ユーザーが高級感を感じる色
3.中国の女性ユーザーは高級感より個性を重視
第3章 質感・高級感と人の感性評価
第1節 金属表面性状が感性評価に及ぼす影響
1.物理量の測定
1.1 試料の選定と加工
1.2 表面粗さの測定
1.3 光沢度および表面色の測定
2.印象評価実験による感覚量の測定
2.1 評価用語と実験環境
2.2 実験結果と考察
2.2.1 主成分の抽出と考察
2.2.2 高級感についての考察
第2節 照明・光源と色・配光の好ましさとその評価
1.照明の基礎知識
1.1 色温度
1.2 演色性
1.3 平均演色評価数(Ra)
1.4 照度
1.5 輝度
1.6 グレア
1.6.1 不快グレア
1.6.2 減能グレア
1.6.3 反射グレア
1.7 モデリング
1.8 光源の種類
1.9 点光源と面光源
2.照明計画方法
2.1 「照度」を基準にした照明計画(作業のための光)
2.2 「輝度」を基準にした照明計画(景色のための光)
2.3 「モデリング」について考える。(立体感のための光)
2.4 「照度」「輝度」「モデリング」の3つの視点から照明計画を考える
2.5 「高級感のある照明空間」を作り出す照明計画
2.6 具体的な照明手法
2.6.1 コーブ照明
2.6.2 コーニス照明
2.6.3 バランス照明
2.6.4 モデリングの例
第3節 携帯電話における流行色と高級感
1.企画から量産化の流れ
2.流行色の創造
2.1 色彩のリサーチ
2.2 新規材料の収集
2.3 デザイン提案の事例
2.3.1 事例1 配色による色調和
2.3.2 事例2 Color Image
2.3.3 事例3 心で感じる色彩を求めて
2.3.4 カラープレゼンテーション
3.新機種の色決定
3.1 色彩開発依頼
3.2 社内立会いによる色承認
4.試作から量産
4.1 塗料の改善事例
4.2 塗装ライン条件の把握
4.3 塗装条件の改善
4.4 ライン立会いでの確認事項
第4章 高級感に関係する色・光沢の機器測定
1.光学的特性の測定方法
1.1 色の測定方法
1.1.1 変角測色方法
1.2 光沢の測定方法
1.2.1 像の鮮明度
1.2.2 対比光沢度
1.3 透明さの測定方法
1.4 表面形状の測定方法
2.見えに関係する光学的特性の測定例
2.1 パール・マイカ・ペイントの色の測色
2.2 多層膜干渉顔料の測色
2.3 モルフォ蝶の羽根の測色
2.4 メタリックペイントのフロップ感
2.5 メタリック塗装面の微小光輝感
第5章 高級感演出のための表面加飾技術
第1節 プラスチックの表面処理、表面保護と意匠性向上
[1] NISSHA IMD(成形同時加飾システム)における意匠性向上
1.高級感を生むモノづくり
1.1 プラスチック感の払拭
1.2 高級なもの
1.3 モノづくり
2.新しい価値を生み出す取り組みと具体例
2.1 意匠試作の取り組み
2.2 意匠試作の具体例
2.2.1 本物に近い素材感
2.2.2 新しい質感の追求
2.3 今後の取り組み
[2] 樹脂めっき技術とその用途
1.プラスチックめっきについて
2.プラスチックめっきで用いられる樹脂
2.1 プラスチックの種類
2.2 めっき成型品の形状,デザイン
2.3 金型のデザイン
3.プラスチックめっき方法
3.1 脱脂
3.2 整面
3.3 エッチング
3.4 中和
3.5 表面調整(コンディショニング)
3.6 触媒付与および活性化
3.7 無電解めっき
3.8 電気めっき
3.9 硫酸銅めっき
3.10 ニッケルめっき
3.11 クロムめっき
4.様々なめっき外観
5.プラスチックめっきの評価方法
[3] 銀鏡塗装のシステム化と耐久性・意匠性の向上
1.高光沢金属調表面創成技術「Metalize Finishing System」
1.1 銀鏡反応とMFS
1.2 MFSによるAgナノ粒子薄膜積層体形成
1.3 Agナノ粒子薄膜積層体について
2.MFSにおける高光沢意匠性装飾薄膜の形成
2.1 高光沢意匠性金属調薄膜
2.2 高光沢性加色システム
2.3 MFSにける基材選択性
3.MFSの耐久性向上技術
3.1 Agナノ粒子積層体層間の密着性
3.2 Ag層の耐久性
3.3 下地層の耐久性
3.4 表面保護層の耐久性
[4] 添加剤によるTPEおよびプラスチックの表面改質と耐擦傷性改良
1.耐擦傷性を向上するための考え方
2.日本油脂のブロックコポリマー,グラフトコポリマー(モディパーRシリーズ)
3.ブレンド型添加剤による表面改質
4.耐擦傷性改良剤「ノフアロイRKA832」
5.耐擦傷性の評価方法
5.1 オレフィン系樹脂の耐擦傷性評価方法
6.ノフアロイRKA832の耐擦傷性評価
7.ノフアロイRKA832によるTPOの耐擦傷性の改良
8.ノフアロイRKA832によるPPの耐擦傷性の改良
[5] ホットスタンプによるプラスチック成形品への意匠性の付与
1.ホットスタンプによる意匠性の付与
2.ホットスタンプの原理
3.ホットスタンプの種類
4.3次元ホットスタンプ(3DHS)
5.オンデマンド転写箔印刷機
第2節 金属表面の表面処理、表面保護と意匠性向上
[1] めっきによる高級感・光沢感の付与と意匠性の向上
1.金属の下地処理
1.1 バフ加工の特徴
1.2 メカノケミカルポリッシング(MCP)の特徴
1.3 研削(研磨)加工の留意点
2.めっき皮膜の色
2.1 測色
2.2 金属の色
3.めっき処理
3.1 実用めっき皮膜
3.2 めっき処理工程
3.3 めっき不具合とその対策
4.意匠感のあるめっき処理
[2] アルミニウム顔料によるシルバーメタリック塗装の意匠性向上
1.シルバーメタリック塗膜の意匠表現とその評価方法
2.アルミニウム顔料の種類と特徴
3.アルミニウム顔料の諸特性とシルバーメタリック塗膜の意匠性の関係
[3] 電着塗装における美観設計
1.電着塗料のあらまし
1.1 基本概念と特長
1.2 塗装原理
2.電着塗装における「美観」の演出について
2.1 多層構造の「美観」設計
2.2 電着単独膜の「美観」設計
2.3 電着ラインで見られる「美観」を損なう代表的塗装異常と対策
2.3.1 ハジキ(へこみ)
2.3.2 突沸ハジキ
2.3.3 ブツ
2.3.4 処理ムラ
2.3.5 コンタミ
2.3.6 乾きムラ
2.3.7 ガスピン
2.3.8 艶引け
2.3.9 ワキ
2.3.10 2次タレ
2.3.11 水跡
2.3.12 未塗装(未着)・膜厚不良
2.4 電着の「保護」機能から視た「美観」設計
3.電着膜による「美観」演出の実用例
3.1 つや消しアルミニウム用電着塗料(アニオン)
3.1.1 現在系の問題と設計の狙い
3.1.2 課題解決手法と結果の概要
3.2 その他の「美観」を演出する実用例
[4] ステンレスの電解研磨・酸化発色・染色と質感向上
1.ステンレスの電解研磨
1.1 ステンレスの電解研磨の原理
1.2 電解研磨の効果
1.3 電解研磨の注意点
1.3.1 ステンレスによる種類の違いによる光沢の違い
1.3.2 ステンレスの表面状態による影響
1.3.3 電解研磨をする製品の隙間の影響
1.3.4 製品の大きさや形状により光沢ムラ
1.3.5 熱処理の影響
1.3.6 バフ研磨ムラの影響
1.3.7 溶接の影響
1.4 電解研磨により表現できる質感
1.4.1 バフ研磨の代わりとしての研磨
1.4.2 物理的にバフ研磨できないところを研磨する
1.4.3 研磨工程の一工程として電解研磨する
1.4.4 電解研磨とブラストの組み合わせ
2.ステンレスの酸化発色
2.1 なぜ酸化発色により色が付くのか
2.2 酸化発色の特性
3.ステンレスの染色
3.1 ステンレスの染色の仕組み
3.2 色調および色の種類
3.3 ステンレスの染色による質感向上
[5] マグネシウム合金の陽極酸化と意匠性向上
1.このマグネシウム合金の陽極酸化の特徴
2.このマグネシウム合金の陽極酸化の仕組み
3.色調および色の種類
4.皮膜の状態
4.1 断面写真
4.2 表面写真
5.皮膜の評価
5.1 皮膜の密着性
5.2 皮膜の耐腐食性
6.陽極酸化の実用例
6.1 アタッシュケース
6.2 AZ31製ブックマーカー
6.3 聴診器
6.4 万能キャリー
[6] プレコートによるアルミニウム板の耐傷つき性付与
1.耐傷つき性プレコートアルミニウム板の構成
2.耐傷つき性評価
3.成形性評価
4.耐傷つき性に優れたプレコートアルミニウム板の実用例
第3節 ガラス・セラミック・木材の意匠性向上
1.ガラス・セラミックの表面加飾技術
2.木材の表面加飾技術
第4節 印刷における高画質感、意匠性付与技術のトレンド
[1] インクジェット用写真用紙における白さの好ましさ コンシューマーの好みについての調査研究
1.多人数調査
1.1 方法
1.1.1 回答者
1.1.2 刺激
1.1.3 手続き
1.1.4 データ処理
1.2 結果と考察
1.2.1 無地とカラーチャート
1.2.2 画像
1.2.3 光沢感に関する全体的傾向
1.3 まとめ
2.実験室実験
2.1 方法
2.1.1 刺激提示条件の影響
2.1.2 照明の影響
2.1.3 観察者
2.2 結果
2.2.1 全体的な傾向
2.2.2 刺激提示条件の影響
2.2.3 照明の影響
2.3 考察
[2] 電子写真オンデマンド印刷機の質感再現
1.オンデマンド印刷の『高級感』とは
2.コニカミノルタbizhub PRO C6500における高画質化技術
2.1 階調性
2.2 色再現性
2.3 光沢度
2.4 文字再現性
2.5 その他の要因
3.今後の課題
[3] 写真プリントにおける好ましい面質
1.写真プリントの光沢と従来評価方法
2.微細面質の物理評価法
3.物理評価装置の構成
4.被評価画像
5.物理評価結果と考察
5.1 反射像形状の比較
5.2 反射像形状の特徴量
6.主観評価実験
6.1 面質評価
6.2 評価理由の分析
6.3 写像性評価
6.4 被評価サンプルと被験者