商品内容:
【主要内容】
本書は、とかく難解といわれるダクチメソッド(日本では品質工学と呼ばれる)を、統計的手法の入門者にも理解できるように工夫を凝らした入門書である。
ばらつきや劣化などの品質トラブルはこれが発生してから解決するより、初めからトラブルが発生しないように設計段階で品質を作り込む技術のほうが合理的な方法であることは言うまでもない。タグチメソッドは、このような品質問題を未然に防止する品質設計のための技術のことである。
本書は、これまで十分に伝えられなかったタグチメソッドと実験計画法との接点をはじめ、理論的背景や特に“なぜそうするのか”を著者の豊富な実践経験にもとづいて記述してある。統計手法や実験計画法の入門者にもタグチメソッド活用のエッセンスが理解できるように、数々の工夫を凝らしている。
難解なタグチメソッドの概念・用語を技術者や工学系の学生向けにわかりやすく解説した。事例を用いて手法を説明することで、タグチメソッドを活用するポイントを明らかにした。タグチメソッドの入門者がつまずきやすい点を、図などを利用しながら丁寧に解説した。
【本書の特徴】
1.本文中はできるだけ式や計算を少なくし、これらは章末にまとめてある。
2.概念の理解が必要な部分は、できるだけ図で説明した。
3.品質工学でつかわれる独特の用語は、それが出てきた場面で説明している。
4.タグチメソッドを理解するための補足説明を第11章にまとめている。
【主要目次】
第1章 システムと安定性
第2章 パラメータ設計入門(望目特性を例として)
第3章 動特性のパラメータ設計
第4章 技術開発段階でのパラメータ設計
第5章 非線形システムのパラメータ設計
第6章 入出力が測れない場合のパラメータ設計
第7章 直行表を利用したその他の設計活動
第8章 損失関数とその利用
第9章 MTシステム
第10章 タグチメソッドと開発プロセス改革
第11章 タグチメソッドを理解するために
【著者紹介】
立林 和夫
1948年島根県松江市に生まれる。1972年大阪大学基礎工学部電気工学科卒業。富士ゼロックス株式会社入社。1993~2001年品質工学会理事。現在、富士ゼロックス株式会社勤務、東京工業大学工学部非常勤講師、明治大学理工学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)