用語解説GLOSSARY

環境側面

環境側面とは

組織の活動または製品やサービスの特性に含まれる環境の要素のことを意味します。
環境側面があるということは大なり小なり環境に影響する可能性があるということになります。

ISO14001と環境側面

ISO14001では組織が管理できるまたは影響する環境側面を決定しなければなりません。決定するときは大気汚染・水質汚染・土壌汚染・原材料や天然資源の使用・エネルギー使用・排出エネルギー・廃棄物または副産物の発生・空間の使用の8項目から考慮し、ライフサイクルの視点などから洗い出して通常発生していることか非通常なのかを明確にしていきます(定常とも言います)。基準を設定し、基準値を超えた環境側面は著しい環境側面として特定しておく必要があります。

事例

環境側面には良い影響も悪い影響もあります。良い影響の代表例として清掃活動やリサイクル活動などがあります。悪い影響の代表例には業務の中で使用する紙などの資源の利用や営業車使用による排出ガス、その他薬物流出などによる緊急事態も環境側面になります。ちなみに、過去の緊急事態も環境側面の1つとして捉えておく必要があります。

環境側面とPDCAサイクル

ISO14001では環境側面がPDCAサイクルの軸の1つでもあります。
環境側面を決定し、順守すべき法令等の要求への対象となる環境側面は何か、緊急事態が発生した場合(非通常)の環境側面、各プロセスや各部署で関わる環境側面は何かの教育、さらに著しい環境側面となったものは維持管理対象なのかあるいは目標管理すべきものか、そしてマネジメントレビューにて著しい環境側面の報告が必要となります。

まとめ

環境側面はISO14001で非常に重要な取り組みの1つです。個々やプロセスでの活動から何が環境に係っているかを洗い出し、他の運用との関連性も考慮していきましょう。

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