何のために記録を残していますか?


いつもご愛読いただきありがとうございます。
ISO総合研究所 千葉です。

先日、とあるシステム会社にて、入退室管理のお話が
挙がりました。
その会社では、入退室の管理を手書きの紙で行っていますが、
なかなか定着しなくて困っているそうです。
しかし、よくよく見ると、首からカードをぶらさげ、入り口は
何か認証用のキーになっているご様子。

「ちなみに、今施錠はカードキーで行っていますか?」
と聞くと、答えはYES。
また、警備会社のセキュリティカードを使っているというお話でした。

そこで、もう1つ質問。
「入退室の紙は何のためにやっていますか?」
すると、こんな答えが返ってきたんです。

「実は、ISMSを取得した際にコンサルに渡されたので使っているんです。
ただ、なかなか会社では書く習慣が身につかず…」

ISMSの管理策にも、1つ1つに目的があります。
その目的を達成する手段は様々です。
このお客様はその目的を共有したところ、その手段としては
セキュリティ会社のログで十分把握できると判断したため、
手書きの入退室管理を廃止することになりました。

1つずつの管理策について考えていくのが大変であれば、
「何のために○○を記録しているのか?」という考えで、ISMSの取り組みを
考えてみてください。
社内で必要な活動が見えてくるのではないでしょうか。

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