ISO総合研究所の佐藤です。
先日、当社のサービスに興味を持って頂いた企業様にお話しを伺いに行きました。この時に企業様で「ISO9001の文書量を減らしたいんです!」と言われました。
そこで、実際にISO9001の文書を見せて頂くと、全く読んでいない規定が20冊も!実務で使っている規程を合わせるともっとありました。
少なくとも読んでいない使っていないISO9001の規程が20冊もあるというのは、全くのムダですよね?ISO9001の文書も5Sと一緒です。ムダは整理してしまったほうがよいでしょう。
ただ、一気に20冊の規程をなくすというのは、抵抗があるかと思います。なので、計画立てて少しずつ減らしてみるのもよいでしょう。
具体的な方法としては、1か月に2冊ずつ減らしていき、最終的に20の規程を10ヶ月でなくしてしまい、最終の精査を2ヶ月でやるような1年の文書削減計画を立てて、それにのっとって進めてもよいでしょう。
大切なのはムダなISO9001の文書を残さないこと。実務で使うISO9001の規程が残っている分には何冊残っていても問題ありません。
本当に使えるISO9001の文書を作成するようにしましょう。