小規模製造業において、力量の把握と、教育・訓練はどうするの?


ISO総合研究所の戸沼です。

小規模製造業のお客様先に訪問すると、
力量の把握と、教育・訓練の項目でのお悩みをよく耳にします。

一般的なISOのノウハウ本を見ると、
全従業員のスキルマップを作って、
それに基づいて今年度の教育・訓練の計画を立てるべきという見解があるようです。

しかし、
小規模製造業においては、
取引先からの納期要求が強く、
落ち着いて力量の把握をしたり、
教育・訓練の計画を立てるような時間を取ることができないとか、
OJT教育がメインとなり、決められた教育手法を持っていないといったことにより、
ノウハウ本に書いてある内容を実施するのが重荷になるようです。

規格要求をよく見てみますと、
力量の把握は記録要求がありません。
また、
教育・訓練の計画や実施記録のフォーマットはどのような形でも大丈夫です。

であれば、
皆さんが日常的に作っておられる作業日報を活用するのはいかがでしょうか?

教育・訓練を受ける側は、
その日のOJTの内容を記載し、
教育・訓練を施す側は、
作業日報の内容を確認して、
教育・訓練の目的を十分に理解したかどうかを確認する。

このレベルからスタートする分には、
皆さんがこれまで構築してこられた仕組みを踏襲できるので、
ご負担なく続けることができるのではないでしょうか?


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