マネジメントレビューのインプット事項はすべて満たす必要があるの??


いつもご愛読ありがとうございます。
ISO総合研究所の田中陽介です。

今回はISO9001におけるマネジメントレビューに関してご案内いたします。
ISO9001におけるマネジメントレビューとは、あらかじめ定められた間隔で実施する必要があります。
また、マネジメントレビューへインプットしなければならない事項は規格で定められています。
そこで、まずはISO9001の規格条文を見てみましょう。

【5.6.2 マネジメントレビューへのインプット】
マネジメントレビューへのインプットには,次の情報を含めなければならない。
a) 監査の結果
b) 顧客からのフィードバック
c) プロセスの成果を含む実施状況及び製品の適合性
d) 予防処置及び是正処置の状況
e) 前回までのマネジメントレビューの結果に対するフォローアップ
f) 品質マネジメントシステムに影響を及ぼす可能性のある変更
g) 改善のための提案

上記、ISO9001の規格条文を見ると、インプット事項はa)~g)まで7つの項目があります。
では、7つの項目全てに該当する活動を実施してインプットしなければならないかと言うと、答えは否です。
インプット事項に該当する活動がなければ、
“今回はインプット事項はなし”ということにしても問題ないと解釈されています。

但し、様々な企業様をお手伝いしてみて分かったことは、
探すと、a)~g)の項目に対応する活動を実際は行っている企業様がほとんどでした。

そこで、マネジメントレビューのためにインプット事項の活動をするのではなく、
実際の活動をインプット事項に沿って振り返ってみることも良いのかも知れませんね。


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