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ISO総合研究所の結石でございます。
ISO9001において品質保証室は必ず必要なものではありません。品質保証室という言葉に惑わされがちですが一体、どういった業務を担当している部署なのでしょうか?
具体的事例で30名程度のプレス工場のお客様より相談を受けました。
「ISO取得する上で品質保証室とか作らないといけないでしょうか?」
ISOの仕組みを維持するために必要ではありません。
ISO9001において、品質保証の考えとしては、お客様に納品した結果、お客様が損失を被るようなことがないように品質は問題はなく、欠陥があったり不具合が起こらないことを社内的に太鼓判を押すことです。
品質保証室がなくても、製造や検査の工程で製品に対して品質保証できる状態であれば大丈夫です。
それをするために部署を設けた方が効率的で役割が明確になると判断すれば品質保証室を作ればいいと思います。