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  • 2014年9月8日

【ISO9001】製造業ですが、是正処置の事例を教えて?

先日、ISO9001の新規構築をお手伝いさせていただいている企業様より頂戴した質問が、掲題の内容です。

今回はこのテーマについてお話しさせていただきます。

まずは、ISO9001規格要求事項ではどのようなことが求められているでしょうか。

8.5.2 是正処置

組織は,再発防止のため,不適合の原因を除去する処置をとらなければならない。是正処置は,検出された不適合のもつ影響に応じたものでなければならない。次の事項に関する要求事項を規定するために,“文書化された手順”を確立しなければならない。

a) 不適合(顧客からの苦情を含む。)の内容確認
b) 不適合の原因の特定
c) 不適合の再発防止を確実にするための処置の必要性の評価
d) 必要な処置の決定及び実施
e) とった処置の結果の記録(4.2.4 参照)
f) とった是正処置の有効性のレビュー
注記 f) における“とった是正処置”とは,a)~e)のことである。

製造業において再発防止が求められること

製造業において最も再発防止が求められるのは、不良品が出てしまうことに対してでしょうか。

一つの観点としては、お客さま先に流出してしまった不良品について考慮できるかもしれません。これについてはお客さまより何がしかの回答書を求められ、ISO9001規格要求事項に則った処置と回答が必要になるでしょう。

もう一つの観点としては、社内で発見された不良品について考慮できるかもしれません。

事前に基準を設けておいていただきたいのは、「是正処置は、検出された不適合のもつ影響に応じたもの」であることです。発生した不良品の数量や損失金額、他部門への影響度合いなど、再発防止策を講じる必要性があるのはどの程度かを社内で決めておく必要があります。

例えばたまたま手元が狂って落下させて傷つけてしまったものに関しては、損失金額10万円以上であれば再発防止策をとる、といった基準です。

このような観点に立ち、許容範囲を超えたものに関しては、原因究明をし、(地面に段差がある、従業員の動線が重なる 等)その原因を取り除くための処置を実施し、(地面の段差を埋める、右側通行をするようラインを引く 等)効果があったか後日確認したことを記録に残してください。

記録に残すことはその時は手間になるかもしれませんが、のちのち御社の財産になり得ます。

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カテゴリー:ISOコラム
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