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「1993年日本一になったヤクルトスワローズ」で考えるISO9001:2015 7.2 力量

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いつもご愛読ありがとうございます。
ISO総合研究所 コンサルタントの田中です。

今回は、ISO9001の7.2項 力量 についてお話させていただきます。

規格要求事項

まず、「ISO9001:2015 7.2 力量」とは?
規格では下記の通り書いてあります。

組織は、次の事項を行わなければならない。

a) 品質マネジメントシステムのパフォーマンス及び有効性に影響を与える業務をその管理下で行う人(又は人々)に必要な力量を明確にする。
b) 適切な教育、訓練又は経験に基づいて、それらの人々が力量を備えていることを確実にする。
c) 該当する場合には、必ず、必要な力量を身に付けるための処置をとり、とった処置の有効性を評価する。
d) 力量の証拠として、適切な文書化した情報を保持する。

注記
適用される処置には、例えば、現在雇用している人々に対する、教育訓練の提供、指導の実施、配置転換の実施などがあり、また、力量を備えた人々の雇用、そうした人々との契約締結などもあり得る。

簡単に言うと、

①仕事に必要な力量を明確にして、力量があるものに仕事をさせる
②足りなければ教育や訓練を行い、力量を身につけさせる
③教育や訓練を行った結果は記録として残す

といった感じです。
大前提として、組織の方針、方向性、目指すべきゴールを実現するための必要な力量ということを念頭に置いておいてください。

では、これらのことを「1993年日本一になったヤクルトスワローズ」で考えてみたいと思います。
(野球がお好きな方は特に必見です!)

ヤクルトスワローズについて

まず、1993年に日本一になったヤクルトスワローズのお話を少しだけ。

・当時の監督「ノムさん」こと野村監督の方針が「ID野球」だった(IDとは、Important dataの略)
・データを駆使して科学的に進めていくというシンキング・ベースボールの一種
・経験や勘に頼らず、計算・分析して野球をやっていこうというものだった

この監督の方針を各選手が全うする為に、打順やポジションによって求められるもの、チームでの役割、練習方法などが変わってきます。

①仕事に必要な力量を明確にして、力量があるものに仕事をさせる

まずは各打順に必要な力量を明確にします。

1番中(飯田):切込隊長!リードオフマン!出塁すること!俊足!
2番左(笘篠):小技職人!ケースバッティングができる!バントが上手い!
3番捕(古田):チーム内で最も打撃センスが良い!ヒットも長打も打てる!
4番一(広沢):チーム内で最も長打力がある!チャンスに強い!
5番三(ハウエル):3番と4番を足して2で割った感じ!長打で走者を返す!6番へ繋ぐ!
6番遊(池山):平均的な選手!チャンスを作り直す!確実性!ぶんぶん丸!
7番右(荒井):守備力重視!繋げる人!期待の若手!
8番二(ハドラー):一発がある!チャンスで走者を返す!
9番投(川崎):投手なので割愛

あくまでも私の主観ですが、当時のヤクルトは優勝して当然と思える構成ですね。
それぞれの役割にぴったり当てはまっている選手ばかりです。
これに加えて、前年は惜しくも日本シリーズで3勝4敗と日本一を逃したのでチームの日本一への意欲も高かったでしょう。

このように、各々の打順や守備位置で何が求められているのかを把握することが大事です。

②足りなければ教育や訓練を行い、力量を身につけさせる

次に、野球で言う教育や訓練というのは、要するに練習です。

この年のヤクルトでいう教育とは、ID野球ですので、座学が多かったそうです。
ホワイトボードを使い野村監督が一球一球場面を想定して、選手に教えを行っていたそうです。

一説によると同じボール球でも12通りの捉え方があるなんて話が。
これを選手は必死にメモを取り、自らの知識として蓄積していたそうです。

これが教育です。
これらの教育をもとに、得た知識を習熟させる為に各々の選手は訓練を行います。

ティーバッティングでミート力を鍛えるのか、コツコツバント練習するのか、ノックを受けて守備力を上げるのかなど様々な練習方法があります。
ここでしっかりと成果を残せばスタメンに抜擢されるということです。

では、成果とは何でしょうか?

「監督!こいつ最近めちゃくちゃ打ってます!」
という言葉だけでは本当かどうか信じがたいですよね。

③教育や訓練をやった結果は記録として残す

「推薦しやすいように記録を残してください」と言うことです。

3割打ってる、ホームラン30本打った、打点を100点稼いだ、エラー0を継続しているなど、成果を記録として残しておけば、監督も納得して「よし!じゃあ一回試合で使ってみようか」となりますね!
先輩からの指導やミーティングなんかはビデオで録画として残しておけば記録となりますね。

注記については、打順や守備位置の入れ替え、1軍昇格、助っ人外国人、ドラフト会議なんかもその一つですね。
足りなければ、補充しても構わないということです。

最後に

私の主観たっぷりでお話させて頂きましたが、少しでもご理解いただけましたでしょうか?
規格は言葉も難しく、内容も分かりにくいものが多いですが、このように自分の好きな事柄や趣味に置き換えるとイメージしやすいですね!

「それでも自社の場合はどうなるの?」「よく分からない・・」という方は是非ISO総研の無料相談をご利用ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

カテゴリー:ISO9001 タグ:ISO ISO9001(QMS) 力量 規格要求事項
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