ISO9001:2015(QMS):2015年度規格改訂 9.1項「監視,測定,分析及び評価」を総務部社員が強引に規格解釈してラーメンを評価する (独自解釈編)

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ISO9001:2015(QMS):2015年度規格改訂 9.1項「監視,測定,分析及び評価」を総務部社員が強引に規格解釈してラーメンを評価する (独自解釈編)

 

 

 

いつも本ブログをご愛読いただき、誠にありがとうございます。

ISO総合研究所コンサルタント…ではなく、総務部の岸です。

 

「え?コンサルタントじゃないの?総務部なの?(笑)」というブログをお読みの画面の前の皆様のお声が、電脳世界を通じてひしひしと聞こえて気がします。

 

これは私の、いや…このブログそのものに関わる、大きなチャレンジです。

「どういうこと?」と思われる皆様、少しばかりお付き合い下さい。

 

このブログ、毎日1つずつアップされております。

ISO9001:2015(QMS)のことも書かれておりますが、読んでも私には中々ちんぷんかんぷんです。

 

ところで…このブログを書いている2016年06月29日の水曜日、時計は午後10時を指しております。

 

 

……

 

………

 

…………今回はなんと私が書きます!しかし筆が進まないっっっ!!!

 

さて、困りました。

 

困りました、とても困りました。

 

 

(ブログ………………書けば……んだ…)

 

…え?今、誰か話しかけました?

 

(とりあえず書けば良いんだよ)

 

え?声が聞こえる?

 

(ブログは)

 

ブログは?

 

(とりあえず書けば)

 

とりあえず書けば

 

(良いんだよ)

 

良いんだよ

 

(ブログはとりあえず書けば良いんだよ)

 

…いや誰!?急に何!?

 

(僕はラーメンの妖精さ)

 

ラーメンの妖精?

 

(君は、ラーメンが好きかい?)

 

大好きです!

 

(文章を書くのは嫌い?)

 

う~ん…好きでも嫌いでもないです…

 

(今、困っていることはない?)

 

ISO9001:2015(QMS)のブログの筆が進みません!

 

(では、とりあえず書けば良いのでは?)

 

…え?

 

(だから、ラーメンが好きでISO9001:2015(QMS)のブログの筆が進まなくて困っているのなら)

 

なら?

 

(とりあえず書けば良いんだよ)

 

いや、ISO9001:2015(QMS)のこと何一つ知らないのに書けると思いますか?

 

(君は、受験をしたことがあるかい?)

 

はい!頭が足りないので、今まで受験は10回近くしてます!

 

(解らない問題やできない問題は、どうしたの?)

 

どうした、と言われても…

 

(解けないまま、放置したの?)

 

いえ、先生に質問したり勉強したりして解けるようにしました!

 

(今、何て?)

 

え?

 

(今、どうやって解けるようにしたと答えた?)

 

質問したり

 

(質問したり?)

 

勉強した…え、まさか

 

(察しが良いね、察しが良い子は嫌いじゃないよ)

 

勉強を…しろと…?

 

(そうだよ、簡単なことだよ)

 

いや…でも…

 

(君が尊敬する先輩コンサルタントの皆さんは、生まれた時からISO9001:2015(QMS)を理解していたの?)

 

皆さんはお忙しい中で、ISO9001:2015(QMS)を勉強されていらっしゃいました!

 

(では君も、勉強したらいいのでは?)

 

無理ですよ!僕はしがない総務部です!

 

(このブログ、何のために書いているの?)

 

このブログは…私の勝手な推測ですが…ISO9001:2015(QMS)の2015年度規格改訂について何が何だか分からない企業の担当者たちの少しでも助けになるように、と…

 

(このブログ読む人は、ISO9001:2015(QMS)どころかISOそのものをあまり知らない方もいるのでは?)

 

それは…そうです…けど…

 

(何も知らない君が勉強してブログを書けば、何が何だか分からない人の助けになるのでは?)

 

確かに…そうです…

 

(誰もが最初は初心者、とも言うじゃない)

 

じゃあ…書きます…

 

(では期限は、今日の23時59分まで!)

 

えぇ!?あと2時間もないですよ!?

 

(期限は延ばせないよ、ラーメンだけにね)

 

えぇ…

 

(楽しみにしているよ!さらば!)

 

なんだったんだろう…ブログ…書けるのかな…

 

 

さて、どうしましょう。

これはもう、ISO9001:2015(QMS)のブログを私が書くしかないようです。

 

ラーメンで書きますか、せっかくなので。

ラーメンとISO9001:2015(QMS)、書けるのでしょうか。

 

「どうしたものか」と言いながらISO9001:2015(QMS)の規格項目をパラパラっと見ていると、気になる項目があります。

9.1項に「監視,測定,分析及び評価」という項目がありました、評価する項目でしょうか。

 

以下、ISO9001:2015(QMS)の要求事項の解説から抜粋です。

 

―――――――――――――――(引用ここから)―――――――――――――――

9 パフォーマンス評価

9.1 監視,測定,分析及び評価

9.1.1 一般

組織は,次の事項を決定しなければならない。

a) 監視及び測定が必要な対象

b) 妥当な結果を確実にするために必要な,監視,測定,分析及び評価の方法

c) 監視及び測定の実施時期

d) 監視及び測定の結果の,分析及び評価の時期

組織は,品質マネジメントシステムのパフォーマンス及び有効性を評価しなければならない。

組織は,この結果の証拠として,適切な文書化した情報を保持しなければならない。

 

9.1.2 顧客満足

組織は,顧客のニーズ及び期待が満たされている程度について,顧客がどのように受け止めているかを監視しなければならない。組織は,この情報の入手,監視及びレビューの方法を決定しなければならない。

注記 顧客の受け止め方の監視には,例えば,顧客調査,提供した製品及びサービス顧客に関する顧客からのフィードバック,顧客との会合,市場シェアの分析,顧客からの賛辞,補償請求及びディーラ報告が含まれ得る。

 

9.1.3 分析及び評価

組織は,監視及び測定からの適切なデータ及び情報を分析し,評価しなければならない。

分析の結果は,次の事項を評価するために用いなければならない。

a) 製品及びサービスの適合

b) 顧客満足度

c) 品質マネジメントシステムのパフォーマンス及び有効性

d) 計画が効果的に実施されたかどうか。

e) リスク及び機会への取組みの有効性

f) 外部提供者のパフォーマンス

g) 品質マネジメントシステムの改善の必要性

注記 データを分析する方法には,統計的手法が含まれ得る。

 

―――――――――――――――(引用ここまで)―――――――――――――――

 

意味が…全く…理解できない…

 

まず、「9 パフォーマンス評価」という大項目があるんですね。

どうやら「適合」と「評価」というのがキーワードなのでしょうか、まず「評価」の中にも三つに分けられるみたいですが…

 

次に、「9.1 監視,測定,分析及び評価」という中項目が。

この項目は、三つに分けた(であろう)内の1項目のようです。

しかも「評価」だけでなく、「監視」と「測定」という言葉も出てきました。

 

そして、「9.1.1 一般」という小項目。

「何を評価するのか」「どのように評価するのか」「いつ評価するのか」「いつ評価の結果を分析するか」ということが書かれているのでしょう、そんな気がします。

 

さらに小項目の「9.1.2 顧客満足」です。

「顧客満足」とは一口に言っても、「どうするか」がはっきりしておりません。

これも「どのように」ということを明記しているようです、しかもご丁寧に「注記」まで書いてくれてます。

 

最後の小項目である、「9.1.3 分析及び評価」です。

ここで初めて知ったのですが、品質マネジメントって「データで語る/事実に基づく管理」が重要な基本原則の1つらしいです。

 

さて、とりあえず規格をさらっと確認しました。

 

…意味わかりました?僕は全くわかりません!!!

 

ということで!今から解釈した内容をラーメンに置き換え…え?時間ですか?

 

あぁ!もう期限の23時59分が!

 

ひとまずこれにて失礼いたします…すみません…

 

次回!

「ISO9001:2015(QMS):2015年度規格改訂 9.1項「監視,測定,分析及び評価」を総務部社員が強引に規格解釈してラーメンを評価する (ラーメン結び付け編)」です!

時期は未定です!こうご期待!!!

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

参考文献

 

中條武志・棟近雅彦・山田秀 (2015) 『ISO 9001:2015 (JIS Q 9001:2015) 要求事項の解説』, 一般財団法人 日本規格協会.

 

ISO27001:2013(ISMS):2013年度規格改訂 7.1項「資源」規格解釈

 

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ご愛読者の皆様、いつもありがとうございます。

また、初めての方も、ありがとうございます。

ISO総合研究所コンサルタントの久米です。

今回は

『ISO27001:2013年度規格改訂 7.1項「資源」について』

をお伝えしたいと思います。

 

まず、規格要求事項には

『組織は、 ISMSの確立、 実施、維持及び継続的改善に必要な資源を決定し、提供しなければならない。』と書かれています。

 

さてさて、なんのことかな??

どういう意味??

とりあえず、どうすればいいの??

との言葉が聞こえてきそうです。

 

上記の解説をさせていただきますと・・・。

 

資源の決定、提供については、リーダシップ(5.1項 c, e, f, g, h)の要求事項を念頭に、進めなければなりません。

資源は、ただ導入し、提供し、あとは良きに計らえ、では効果を生みません。

導入計画はあるが先に進まないケースをよく目にします。

利用可能な状態に整え、関係するリスクのオーナーに意図した成果を伝え、指揮し、管理層がリーダシップを発揮するなど、それを生かす計画が重要です。

 

5.1項のc), e), f), g), h)の要求事項とは

下記に記します!!

c)ISMSに必要な資源を利用可能にする

e)ISMSが意図した成果を達成することを確実にする

f) ISMSの有効性に貢献するように、人を指揮して支援する

g)継続的改善を促進する

h)関連する管理層がその責任の下、リーダシップを発揮できるよう管理層の役割を支援する

 

ふむふむ!!

じゃあ、具体的には??

何を資産(情報)というのですか??

 

・情報/データ(例えば、支払いの詳細を含んだファイル、製品情報など)

・ハードウェア(例えば、コンピュータ、プリンタなど)

・アプリケーショ運を含むソフトウェア(例えば、テキスト処理プログラム、特別の目的のための開発されたプログラムなど)

・通信設備(例えば、電話、銅線、ファイバーなど)

・ファームウェア(例えば、フロッピーディスク、CD-ROM、PROMなど)

・文書(例えば、契約書など)

・資金(例えば、ATMなど)

・製造物

・サービス(例えば、情報サービス、計算資源など)

・サービスの信頼と信用(例えば、支払いサービスなど)

・環境設備

・要員

・組織のイメージ

 

上記のような項目を自社の重要な(情報)資産ととらえ

漏れ無くリストアップしていきます。

 

※”管理責任者”、”利用範囲”、”分類”なども含めてリストアップすると良いでしょう。

※”管理責任者”は、個人名でなくても役職名でも構いませんし、また、グループ(部課名)でも構いません。(JIS Q 27001解説)

※”利用範囲”は、”場所”の概念と、”業務”の概念があるでしょう。

※”分類”については、その分類体系を定めておく必要がありますが、リスクアセスメントの項で示す、”機密性、完全性、可用性の喪失がそれらの(情報)資産に及ぼす影響”などを対応させることが考えられます。

 

すべての(情報)資産の洗い出しを終えたら、その中から、重要な(情報)資産の目録を作成(文書化)することになりますが、「重要な(情報)資産」は前述の”分類”によって抽出できるでしょう。

 

<注意>

規格の1.適用範囲 1.1一般では、

「ISMSは、情報資産を保護し、また、利害関係者に信頼を与えるために設計される。」と言った旨が記載されているものの、実は、規格の中では、「情報資産(information assets)」とはあまり記述されていません。(見逃していたら済みません。)

規格要求事項の中では、殆どが資産(定義:組織にとって価値のあるもの)として記載されていることに注意が必要です。情報は資産に属する一要素というわけです。

「ISMSは、情報及び情報処理施設と関連する資産(情報資産)を保護する」と解釈しても問題ないであろうと判断し、「情報資産=組織にとって価値のある情報及び情報処理施設と関連する資産」と定義して、規格中の「資産」=「情報資産」として扱っています。実際、様々な解説書等で「情報資産」として扱われています。とりあえずここでは、「(情報)資産」として表しております。

あくまでも、弊社の解釈であり、全ての審査機関・審査員が同様の解釈をすると限りませんのでご注意ください。

 

長々とお話をさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか??

なんとなくでもわかって頂けましたでしょうか??

まだ、よくわからない!!

わかったけど本当はどうなの??と思った方は

1度、弊社のお話しを聞いていただきご検討いただければ幸いです。

・これからISO27001(ISMS)取得を検討している。

・ISO27001(ISMS)を取得したけど、運用がうまくいかない。

・ISO27001(ISMS)を取得したけど、今後どうしたらいいのかがわからない。

・ISO27001(ISMS)の審査機関変えたいんだけど、どうしよう??

などなど、一人で、自社だけでどうすればいいのかお考えでしたら

弊社は、現在、約1,500社様以上のサポートをさせて頂いております。

豊富な実績で精一杯サポートさせていただきます。

 

ISO14001:2015年度規格改訂4項「組織の状況」規格解釈

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いつもご愛読いただきましてありがとうございます。

ISO総合研究所コンサルタントの田口と申します。

 

前回のブログでは「ISO9001:2015年規格改訂7.2項「力量」規格解釈」というものをテーマに書かせていただきました。

 

規格改訂って何をすればいいの?

何が増えるの?

書類は増えるの?

やることは増える?

規格改訂大変そう…

というか、よくわかりません!!!

じゃあ、やさしく教えましょう!という内容でした。

 

 

今回は…

 

 

「ISO14001:2015年規格改訂4項「組織の状況」規格解釈」というテーマで書かせていただきます!

前回に続いて、規格改定シリーズ!!

キャーキャー!

 

今回も!田口がブログでISO14001(アイエスオーイチマンヨンセンイチ)2015年規格改訂4項「組織の状況」の部分の規格解釈という形で優しく、わかりやすく、丁寧に!書かせていただきます。

 

まず最初に、4項には何が書かれているのでしょうか?

 

・4.1組織及びその状況の理解

・4.2利害関係者のニーズ及び期待の理解

・4.3環境マネジメントシステムの適用範囲の決定

・4.4環境マネジメントシステム

 

の4つです。

4項というものは、マネジメントシステムを行ううえでの“準備”の段階の項番です。

では、まずは4.1項からわかりやすく見ていきましょう。

 

解釈のポイント

要求事項で書かれているものは根拠や方法論といったものは要求されていません。組織が自社の置かれている状況をしっかりと把握してしてさえいればよいものとなります。

把握の方法としては、お客様との関係などの“外部”と自社の“内部”の課題を踏まえて、目的や戦略を考えていくこととなります。

 

自社の置かれている状況を把握していきます。あまり難しいことは考えずに、状況をみていきます。

同業種でもその企業の置かれている状況は違うと思います。

基本的には何か新しいルールを作る必要というのはありません。

 

次に外部と内部の課題というものを考え、特定していきます。

外部と内部の課題とは例えば次のようなものです。

1.自社を取り巻く自然環境:気候、大気の質、土地利用、天然資源の利用可能性など

2.企業が直接コントロールできないようなもの:電気代・ガス代・水道代などのインフラ代の高騰、法規制の詳細が追加、市場での動き、原材料などの不足

3.企業が直接コントロール又は影響を及ぼせるもの:従業員への教育、工場の設備の老朽化など

すでに会議などでこのような内容について話していたらそのまま使えます。また、トップを交えたマネジメントレビューで進める方法も考えられます。

 

ちなみに4.1項は旧規格では存在しなく、新しい項目となります。

 

 

続いて、4.2項です。

最初に利害関係者は誰か?を把握しいきます。

新しい規格では利害関係者に社員や投資家が含まれていることに注意が必要です。投資家が入ることによって社会的な要求があることを意図しています。

また、“ニーズ”とはすでに求められていること。“期待”とは要求はされていないけど暗に求められていることとなります。

期待は、競合他社との差別優位点のケースとなる点が多い為、ニーズ同様に対応をしていきたいところです。

基本的には旧規格の活動と変わりませんが、遵守義務の項目が増えており、規制当局も利害関係者に含まれて、特に約束事に対する企業責任の要求は強くなっています。

どこまでを利害関係者に含めるかは、その大きさや重要性で考えたいところです。

また、“順守しなければならないもの”“順守するかどうかを組織に任せられているもの”があり、前者については「6.1.3順守義務の対象」になります。

 

 

3つ目は4.3項になります。

物理的及び組織上の適用範囲の“境界線”がどこか、明確にすることを指しています。特に工場と民間エリアの区域が厳しい場合などは注意が必要です。ここの部分は“文書化”が必要となります。文書化とは、文章・絵・図・写真・表などであらわされて明確になっているもののことです。

ここでは押さえるべき5つのポイントがあります。

①4.1に規定する外部及び内部の課題

②4.2に規定する順守義務

③組織の単位、機能及び物理的境界線

④組織の活動、製品及びサービス

⑤管理し影響を及ぼす組織の権限及び能力

①②については前項番で決めたものになります。

③については例えば、工場を含むか、その工場は製品保管まで含むのかなどが対象になります。また、排水等で工場エリアが物理的に決まっている必要がある場合等は境界にも注意が必要です。

④については例えば、運搬まで活動に含まれているか、等のサービス範囲が必要になります。

⑤については、外注先の管理の範囲や強制力の程度、引き渡しまで管理する必要があるかなどが該当します。

 

 

4つ目、4.4項です。

環境マネジメントシステムの構築・運用を求めています。

4.1と4.2が考慮されていることで、各企業でとらえ方が変わって良いことを意味しています。

定義にはリスク及び機会への取り組みが追記されています。これにより、自社の置かれている状況で各々が出来る範囲で出来ることを進めることが求められることになりました。

 

 

ここまでで4項をやさーしく、わかーりやすく説明させていただきました!

規格改訂も重く考えすぎずにまずはやってみましょう!

 

やっぱなかなか手がつかないよ…

というあなたに朗報!!!

 

ISO総合研究所では『これ一冊でできるわかる ISO1400やるべきこと、気をつけること』があさ出版より発売されました!!ヽ(^o^)丿わーい

これで規格改訂をしちゃって審査を通しちゃいましょう!

 

それでは、今回は「ISO14001:2015年規格改訂4項「組織の状況」規格解釈」というテーマで書かせていただきました。

また読んでいただけることを楽しみにしております。

ありがとうございました。

 

 

ISO9001:2015年度規格改定4.4項 「品質マネジメントシステム及びそのプロセス」

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いつもご愛読ありがとうございます。
ISO総合研究所コンサルタント 小嶋です。
今回はISO9001:2015年度規格改定4.4項「品質マネジメントシステム及びそのプロセス」についてお話させていただきます。

4.4.1 組織は、この規格の要求事項に従って、必要なプロセス及びそれらの相互作用を含む、品質マネジメントシステムを確立し、実施し、維持し、かつ、継続的に改善しなければならない。組織は、品質マネジメントシステムに必要なプロセス及びそれらプロセスの組織全体にわたる適用を決定しなければならない。また、次の事項を実施しなければならない。

a) これらプロセスに必要なインプット、及び、これらのプロセスから期待されるアウトプットを明確にする。
b) これらプロセスの順序及び相互作用を明確にする。
c) これらプロセスの効果的な運用及び管理を確実にするために必要な判断基準及び方法(監視、測定及び関連するパフォーマンス指標を含む)を決定し、適用する。
d) これらプロセスに必要な資源を明確にし、及び、それが利用できることを確実にする。
e) これらプロセスに関する責任及び権限を割当てる。
f) 6.1の要求事項に従って決定したとおりにリスク及び機会に取り組む。
g) これらプロセスを評価し、これらのプロセスの意図した結果の達成を確実にするために必要な変更を実施する。
h) これらのプロセス及び品質マネジメントシステムを改善する。

品質マネジメントシステムの構築・運用を求めています。4・1と4・2が校了されていることで、各企業で捉え方が変わって良いことを意味しています。リスク及び機会への取り組みが追記されています。これにより自社の置かれている状況で各々ができる範囲でできることを進めることが求められることになりました。

旧規格との違いに関してご説明いたします。旧規格では「手順を確立する」ことが求められていました。しかし、手順はプロセスの運営管理の方法論でしかありません。「プロセスが作られている事」=「手順がある事」ではないのです。品質マニュアルに全体像として「品質側面を特定するプロセス」品質影響の評価をするプロセス」の陽jに具体的に手順化されていても良いですし、責任者だけが決まっていて運営されてるだけでプロセスが確立されているとも言えます。

つまり、求めている成果(アウトプット)に対して活動をコントロールできていれば良いのです。どのような方法で成果を求めていくかを具体的に回答できる状態をつくっておくことが必要です。

例えばクレーム件数など種々の指標とする品質業績の目標が年度方針・目標又は慣例として決っており、その達成を図る関連業務が、その手順を目標達成計画書に決め又は既存の手順書を用いて日常的に行われている。

管理者の日常管理業務は、部門内の業務が決められた通りに行われ、決められた結果を出すようにPDCAサイクルで管理することであり、トップマネジメントは例えば月次品質会議で、管理者の日常管理結果の業務実績を評価し問題対応を指示して品質業績の達成を管理する。期末には情勢の変化に対応して品質業績目標を変更する。

管理者とトップマネジメントが業務目標と業績目標のそれぞれにPDCAサイクルを回すのは大抵の組織の普通の姿である。

改訂版の変更点(08年版規定からの変化)
08年版の4.1項(品質マネジメントシステム 一般要求事項)が共通テキストSL導入のために、本項に移動して記述されている。中身は08年版と全く同じ又は類似した規定条文もあるように単なる条文表現の変更である。ただし、08年版の末尾のアウトソースについて特別な説明の規定が無くなり、文書化と記録保存の必要性の説明に代わっている。

改訂版への移行対応
① 品質経営体制の指針として規格を実践する組織
品質マニュアル(4.1)の記述を移動するだけで、何も変える必要はない。
② 認証取得の条件として規格を認識し、負荷と効用に不満を持つ組織
原理の説明の規定であるから、品質保証体系図を作成するなど規定に対応して何かをするというのではなく、これを良く理解して規格の規定を解釈するようにすればよい。

・ 08年版から変わってないとする解釈
① 品質マネジメントシステムとして具備すべき事項がa)~h)であるのに対して、具体的な進め方が箇条5以降に記述されている*Q39
② プロセスアプローチ採用のために不可欠な特定の要求事項を含んでいる。アウトソースに関する要求事項は、8.1で示されている*Q38

・ 08年版から変わってないとする解釈
① f)として6.1に規定のリスクへの対応が要求されている:Q5
② プロセスアプローチに関する要求事項が追加された:Q27
③ パフォーマンス指標の設定が求められている*Q36

その他何かご不明点がありましたら弊社までお気軽にご連絡いただければ弊社コンサルタントがお答えさせていただきます。

それでは今後ともISO総合研究所をどうぞよろしくお願い致します。

ISO9001の規格改訂シリーズ5.リーダーシップ

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こんにちは、ISO総合研究所コンサルタントの福田夢美子です。
暖かくなったり、寒くなったりめまぐるしく変わって、インフルエンザがいろんなところでまんえんしていると訪問で聞きます!

弊社ではインフルエンザは流行っていませんが、花粉症メンバーが早速病院に行って薬をもらってくるなど苦しそうな姿が見受けられます。
2月も下旬に入りあっという間に花見の季節に突入しそうですね!

ISO9001の規格改訂シリーズということで今回のテーマは
「5.リーダーシップ」

ISO9001:2008年版の規格でいう「5.1経営者のコミットメント」になります。
まずはISO9001:2008年版の要求事項をおさらいしてみましょう。

5.1 経営者のコミットメント
トップマネジメントは,品質マネジメントシステムの構築及び実施,並びにその有効性を継続的に改善することに対するコミットメントの証拠を,次の事項によって示さなければならない。
a) 法令・規制要求事項を満たすことは当然のこととして,顧客要求事項を満たすことの重要性を組織内に周知する。

b) 品質方針を設定する。

c) 品質目標が設定されることを確実にする。

d) マネジメントレビューを実施する。

e) 資源が使用できることを確実にする。

では早速、ISO9001:2015年版の要求事項を見てみましょう。

5.1 リーダーシップ及びコミットメント
5.1.1 品質マネジメントシステムに関するリーダーシップ及びコミットメント

トップマネジメントは、次に示す事項によって、品質マネジメントシステムに関する
リーダーシップ及びコミットメントを実証しなければならない。

a) 品質マネジメントシステムの有効性に責任を負う。

b) 品質マネジメントシステムに関する品質方針及び品質目標を確立し、
それらが組織の戦略的な方向性及び組織の状況と両立することを確実にする。

c) 品質方針が組織内に伝達され、理解され、適用されていることを確実にする。

d) 組織の事業プロセスへの品質マネジメントシステム要求事項の統合を確実にする。

e) プロセスアプローチに対する認識を高める。

f) 品質マネジメントシステムに必要な資源が利用可能であることを確実にする。
有効な品質マネジメント及び品質マネジメントシステム要求事項への適合の重要性を伝達する。

h) 品質マネジメントシステムがその意図した結果を達成することを確実にする。

g) 有効な品質マネジメント及び品質マネジメントシステム要求事項への適合の重要性を伝達する。

i) 品質マネジメントシステムの有効性に寄与するよう人々を雇用し、指揮し、支援する。

j) 継続的改善を促進する。

k) その他の関連する管理層がその責任の領域においてリーダーシップを実証するよう、管理層の役割を支援する。

注記 この規格で“事業”という場合、それは、組織が公的組織か民間組織か、営利組織か非営利組織かを問わず、組織の存在の目的の中核となる活動という広義の意味で解釈することができる。

経営層の品質マネジメントシステムへの関与が強く求められています。

具体的な役割が列挙されています。ISO9001:2008年版よりも項目が増えています。

要求事項の文末にある“~を確実にする”とは、「(トップの責任の下)確実に~する体制が敷かれている」という意味で、

絶対にトップマネジメントが実施しなくても構いません。
ただ、それ以外の項目はトップマネジメントの役目です。

審査では、トップマネジメント自身の言葉で語る必要があります。

特にg),i),k)については、具体的にどのように実施しているかきちんと答えられるようにしておきましょう。

と、何だか重たいように書きましたが普段のお仕事が行なわれているので当てはまってます!

1)会社の方針、目標、当然ありますよね。
(お客様に感動を与える品質を目指す、品質トップ企業になる、売上10億円/年など)

2)部門目標、ありますよね。
(新規顧客100社増加、売上額など)
営業部、設計・開発部、製造部、品質保証部、総務部など・・・各部門にあった目標をさします。

3)会社の方針なしに目標立てられないですよね。
会社の方針とISOの方針を分けて考える必要はありません!
お客様の為に会社が目指すところに向かっていけるように設定してください。
ISOの方針は会社の方針と一緒で問題ありません。

4)ISOのためになんか仕事しませんよね。
お客様のため、会社のためですよね。

5)目標に対して行動を決めますよね。
(1日○○件のDMを送るなど)

6)目標に対しての途中経過を見ますよね。
方針と違っていたら、修正しますよね。
(営業会議での進捗報告など)

7)採用もしますよね。従業員さんの教育も。
(新卒・中途採用、資格支援など)

8)部門責任者、決められてますよね。
経営会議も行なわれますよね。

上記のことを、どうやっているかを聞いているんです。

難しくないですよね~

今回のISO9001:2015に規格改訂が行なわれる”テーマ”は事業との統合化!!

普段のお仕事していれば、ISO9001は要求事項に当てはまるんですよ!

ISOのためにやっているようなという疑問が出てきたら、
是非、ISO総合研究のコンサルタントにご相談ください!!ニャン!!

ISO9001:2015 8.3.4項「設計・開発の管理」を映画製作で例えるとどうなる?

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いつもご愛読ありがとうございます。
ISO総合研究所コンサルタントの結石でございます。ISO9001(アイエスオー9001)が2008年版から2015年版に改訂されました。
変更点といえば、2008年版の「7.3.4設計・開発のレビュー」「7.3.5設計・開発の検証」
「7.3.6設計・開発の妥当性確認」が合わさって一つの項目になりました。大きな解釈の変更はなく、規格の趣旨は変わりません。
2015年版では「8.3.4設計・開発の管理」という項目になっております。
ここではわかりやすく規格の内容を映画製作に例えて、ご説明してみようと思います。ここでは「スターウォーズ」シリーズを作るために奮闘したジョージ・ルーカス監督を例に出します。少し余談ですが、「スターウォーズ」には大きな勘違いが2つあります。

1つ目は「スターウォーズ」がハリウッド映画という誤解です。ジョージ・ルーカスは20世紀フォックスからスターウォーズを買い取ったので、20世紀フォックスには放映権利があるだけで、「スターウォーズ」はジョージ・ルーカスが一人で費用をだし、監督制作した作品で世界最大規模の自主制作映画になります。エピソード7については、ディズニーに売却したので、今はハリウッド映画化しました。

2つ目は「良い子も楽しめる娯楽作品」という認識です。エピソード6までを振り返ると「ルークと取り巻く悲劇の作品」になっています。ジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」を作る目的は自分の人生に照らし合わせて、抱えてきた闇から解放されたかったからです。

事務用品の経営者である父親のもとに生まれ、保守的、権威的、偏屈な父親に映画監督の夢を全否定されて、家出して映画制作に取り組み、 父親の呪縛から逃れたい気持ち。
当時、ハリウッドはある意味、スターウォーズの帝国化していて 監督に最終編集権もなく自由に映画を作れない時代だったが、「スターウォーズ」で成功して、帝国から逃れて自由を勝ち取りたい気持ち。
ジョージ・ルーカスが成功するにつれて、傲慢になり、周りから人がいなくなり、編集の天才でもある、奥さんのマーシャさんが不倫して、自分のもとから離れてしまい、知らず知らずに自分も嫌いな父親のようになり、復讐心が爆発してしまう気持ち。

スターウォーズを全作見た方は、お分かりになると思いますが、
銀河帝国から勝利を勝ち取る反乱軍の話、ルークとダースベーダーの関係、アナキンが暗黒面に落ちていく話、すべては自分の人生を投影した作品なのです。

ちょっと熱くなりすぎて脱線しちゃいましたね。。。
すいません。本題に戻します。
ISO9001(アイエスオー9001)8.3.4項「設計・開発の管理」のa)項からf)項を見て行きましょう。

今回の件でお客様を20世紀フォックスだとすると
a) 項 「達成すべき成果を定める」
予算:300万ドル、
期限:クリスマス公開
成果1億ドル以上の興行収入
といったところでしょうか。

b) 項 「設計・開発の結果の、要求事項を満たす能力を評価するために、レビューを行う」
映画をつくる上で、脚本、セリフ台本、読み合わせ、撮影、プレビュー等の初期でも途中でも仕上げ段階でもいいですが、ジョージ・ルーカスの自分の人生を投影した作品に出来ているか?脚本の意図に合った撮影、演出が出来ているか?を評価してくれと言っています。

c) 項 「設計・開発からのアウトプットが、インプットの要求事項を満たすことを確実にするために、検証活動を行う」
これをするタイミングとしては、アウトプットができあがった時点、直後になります。
インプット通りにアウトプットができあがっているか確認するといったイメージをするとわかりやすいと思います。セリフ台本がアウプットだとすると、脚本の意図した通りにセリフ台本が作られているか?読み合わせをする際は、セリフ台本通りに役者が演じることが出来ているかどうか?撮影する際は、脚本、セリフ台本通りに、演出できているかどうか?をアウトプットをもとに確認するイメージです。

d) 項 「結果として得られる製品及びサービスが、指定された用途又は意図された用途に応じた要求事項を満たすことを確実にするために、妥当性確認活動を行う」
これをするタイミングとしては、 脚本に基づき、撮影を行い、ある程度、形になってからをイメージしてもらうといいと思います。
脚本やセリフ通りでなくても、もっとここの部分の脚本や演出は大きく変えてしまおう。そうする方がより良い作品になるみたいことはよくあると思います。インプット通りのアウトプットではなく、脚本や台本には問題はあったが、出来あがった映画フィルムとしては問題がないことになります。規格としては、このまま進めていいのか、現物としての確認もしてくださいということを求めていると思います。

下記は「スターウォーズで」実際に妥当性の確認をした時の様子です。
ルーカスは友人たちを招待して映画を見せる事にしました。
スティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、ブライアン・デ・パルマ他、映画評論家ジェイ・コックスなど、業界関係者を多数呼んで上映会を開きました。

上映が終了すると全員目が点になっていました。
一つの拍手も無く、永遠に続くかと思うような気まずい沈黙。

して、皆口を揃えて「なんてヒドい映画だ!」と罵倒し始めたのです。特にデ・パルマの 酷評ぶりは凄まじく、「レイア姫のあの髪型は一体なんだ?菓子パンか?」、「今まで観た映画の中でも最低の作品だよ!」と言いたい放題でした。「最初にダラダラと流れる状況説明の字幕は我慢できないね。永遠に続くかと思ったよ!」、「観客の知らないバックグラウンドが多すぎる。自分だけわかって勝手に話を進めるのは観客に不親切だ!」などとありとあらゆる罵詈雑言を浴びせかけるブライアン・デ・パルマでした。
しかし、メンバーの中で唯一人だけ『スター・ウォーズ』を絶賛する者がいたのです。それが、スティーブン・スピルバーグでした。彼は「なんて素晴らしい映画だ!この作品は5000万ドルどころか、1億ドル以上を稼ぎ出すに違いない!」と言い放ち、皆を呆れさせました。上映後の昼食の席でもスピルバーグの賞賛は止まらず、「そのワケは、『スター・ウォーズ』が信じられないぐらい無邪気でナイーブだからだよ。あの映画は、ジョージ・ルーカスという人間そのものなんだ。観客はきっとそんな彼を愛すると思うよ」と繰り返し主張し続けました。

e) 項 「レビュー、又は検証及び妥当性確認の活動中に明確になった問題に対して必要な処置をとる」
「スターウォーズ」も撮影を通して問題が勃発しました。

砂漠で撮影したが、今まで誰も経験した事が無いような凄まじい大雨で、あっという間に周囲の砂漠が川に変わってしまって、撮影機材や大道具などが次々と水に流され、現場は大混乱に陥りました。
挙句の果てに、隣国リビアの監視員がサンド・クローラーの大型セットを発見して、「正体不明の巨大な軍事用車両が国境付近に潜伏している!」とチュニジア政府にクレームをつけてきたのです。情報が錯綜し、一時は軍隊が出動するほどの大騒ぎになりました。
結局、チュニジアに滞在した11日間で、予定していたカットの半分も撮影する事ができず、ほとんどのシーンをアメリカへ戻ってから撮り直す事になってしまいました。

この時に予算も1000万ドルに跳ね上がっており、撮影スケジュールも大幅にオーバーしまくっていました。ついに我慢の限界に達した20世紀フォックスから、「あと3日で全ての撮影を終了せよ!」との最終通告が来てしまいました。この時点で既にスケジュールは5週間も遅れており、クリスマス公開はもはや絶望的となっていたのです。

この時に、レニアム・ファルコン号の実物大セットは、予算が無かったので、右半分だけ作って撮影、撮影に使う銃がないので、スターリン軽機関銃を中古で山ほど売っているところを探し、これを一番数が必要なストームトルーパーのブラスターに使うことに決定。実銃を使えば役者も発射のタイミングを実感できて、ただ撃ったマネをするよりも迫真の演技が出来るからです。しかし、さすがにそのままだとバレバレなので、先端の部分にパーツをたくさん貼り付けて“未来銃”のような外観に改造しました。

ルーク役の主演俳優が事故で入院した時も、代役を立てて、顔が目立たないようにヘルメットをかぶって撮影に臨みました。
こういった問題に対して、達成すべき成果を考えなら処置をすることを求めています。
f) 項 「これらの活動について文書化した情報を保持する」
ここは単純にレビュー、検証、妥当性確認した結果は、映像、紙、絵、写真、文書なんでもいいので記録に残しておくようにと言っています。

ISO9001:2015年度規格改訂「4.1項組織及びその状況の理解」規格解釈

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いつも弊社ブログをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
ISO総合研究所 中本 郁也(なかもと ふみや)と申します。今回のテーマは
ISOの規格改訂において新たに新規要求となった4.1組織及びその状況の理解
のお話になります。規格改訂皆様にとってはかなり手間のかかる作業ですよね。
そんな手間を少しでも省けるように解釈を記載させて頂き、今後皆様が改訂作業にとり
かかる取っ掛かりに少しでもなればと思います。
何かあれば弊社コンサルをいつでも頼ってくださいね。ちなみに弊社専務取締役古江が
出版した「2015年改訂版完全対応ISO14001やるべきこと、気をつけること」も是非ご参考にしてください。

では、4.1組織及びその状況の理解についてのお話しに移ります。
まず、規格要求事項を確認してみましょう。

4.1 組織及びその状況の理解
組織は、組織の目的及び戦略的な方向性に関連し、かつ、その品質マネジメントシステムの意図した結果を達成する組織の能力に影響を与える、外部及び内部の課題を明確にしなければならない。
組織は、これらの外部内部の課題に関する情報を監視し、レビューしなければならない。

※注1
課題には、検討の対象となる、好ましい要因又は状態、及び好ましくない要因又は状態が含まれ得る。
※注2
外部の状況の理解は、国際、国内、地方又は地域を問わず、法令、技術、競争、市場、文化、社会及び経済の環境から生じる課題を検討することによって容易になり得る。
※注3
内部の状況の理解は、組織の価値観、文化、知識及びパフォーマンスに関する課題を検討することによって容易になり得る。

上記、規格の内容ご理解頂けましたか?

・・・・・・わかりますか?ありがとうございます。

ご理解頂けた方もいらっしゃるかと思いますが、本日はわからない方にどのようなことを
規格が伝えたいのかご説明していきましょう。

①規格のポイント
2015年版ではマネジメントシステムの共通項として登場します。根拠や方法論を要求していないため、組織が自社の置かれている状況をしっかりと把握してさえいればよい項目です。把握の仕方として、外部と内部の課題を踏まえて目的や戦略を少しだけ体系的に考えてみましょうというものです。

②今やっていることを再認識
同業種のライバルでもその企業の置かれている状況は違うはずです。あまり難しいことをするのではなく自社の状況を把握しましょう。基本的に何か新しいルールを作る必要はありません。

③外部内部の課題の特定
外部及び内部の課題とは例えば次のようなものです。
1、自社を取り巻く自然環境・・・気候、大気の質、土地利用、天然資源の利用可能性など

2、企業が直接コントロールできないようなもの・・・電気代の高騰、法規制の詳細が追加、市場での動き、原材料不足など

3、企業が直接コントロール又は影響を及ぼせるもの・・・従業員への教育、工場の設備の老築化など
既に会議などでこのような内容について話をしていたり、SWOT分析などをやっていたりしたら、それがそのまま使えます。またトップを交えたマネジメントレビューで進める方法も考えられます。方法論にこだわらず、自社の現在の取組みを客観的に考えてみましょう。

では実際に事例として、どのような事例があるか下記にてご紹介いたします。

ご紹介先は総合建設業を営む会社A株式会社様です。
売上げ、利益共に東京オリンピックの影響を受け、プチバブルの状況で
公共工事、民間工事も順調で、今後の展望も考え、設備投資をしようか迷っています。
そんな状況のA株式会社様では4.1組織及びその状況の理解、特に外部内部の課題はどのようなことが当てはまるかご紹介してきましょう。

①自社を取り巻く自然環境
今冬は雪が定期的に降り、積雪もあるため作業が工程通りに終わっていません。
仕事の受注は多くありますが、工程が計画通りにすすまないので、人手不足だ!!!!!
戦力を採用しないと仕事が回らないよ!!でも求人を出しても人がなかなか集まらない!!

②企業が直接コントロールできないようなもの
東京オリンピックの影響でどこの会社も建設ラッシュ!資材の取り合いで購入がなかなかできません。他企業との資材の取り合いで、資材自体が高騰して大変だ!!

③企業が直接コントロール又は影響を及ぼせるもの
新入社員が入ってきたぞ!!これで戦力になるはず!!
しかし、教育をしている時間もない。まずは現場でOJTで覚えてもらおう!!

しっかりと社会人としてのマナーや基本的知識を学んでいない為、現場で事故、クレームが多数発生。

上記①~③でご紹介させて頂いたように企業は多くの外部的、内部的課題を抱えているかと思います。ISOの為に無理に考えていくといったことはご想像の通りいらないですね。

普段の経営者会議、全体会議、営業会議、又は安全大会などで話し合われている内容がこの「4.1組織及びその状況の理解」で該当してくるのです。

規格改訂作業の機会に、まずは自社の外部的・内部的課題を改めて考えてみると良いかもしれないですね。
改訂でわからない、不明点があれば是非ISO総研のコンサルに一度ご相談ください。
では、又次回のブログでお会いしましょう。

ISO9001:2015年度規格改定8.4.1一般規格解釈

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いつもご愛読いただきましてありがとうございます。
ISO総合研究所コンサルタントの鈴木と申します。さて、今回は「ISO9001:2015年規格改訂8.4.1項「一般」規格解釈」というテーマで書かせていただきます!

規格改訂って何をすればいいの?
何が増えるの?
書類は増えるの?
やることは増える?
規格改訂大変そう…
というか、よくわかりません!!!

という声はたくさんいただきます。
ごもっともです。わからないですよね…

では、まずは2008年版と2015年版の要求事項に書かれている部分を見てみましょう。

□ISO9001:2008版
4.1 一般要求事項
組織は,この規格の要求事項に従って,品質マネジメントシステムを確立し,文書化し,実施し,維持しなければならない。また,その品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善しなければならない。
組織は,次の事項を実施しなければならない。
a) 品質マネジメントシステムに必要なプロセス及びそれらの組織への適用を明確にする(1.2 参照)。
b) これらのプロセスの順序及び相互関係を明確にする。
c) これらのプロセスの運用及び管理のいずれもが効果的であることを確実にするために必要な判断基準及び方法を明確にする。
d) これらのプロセスの運用及び監視を支援するために必要な資源及び情報を利用できることを確実にする。
e) これらのプロセスを監視し,適用可能な場合には測定し,分析する。
f) これらのプロセスについて,計画どおりの結果を得るため,かつ,継続的改善を達成するために必要な処置をとる。
組織は,これらのプロセスを,この規格の要求事項に従って運営管理しなければならない。
要求事項に対する製品の適合性に影響を与えるプロセスをアウトソースすることを組織が決めた場合には,組織はアウトソースしたプロセスに関して管理を確実にしなければならない。これらのアウトソースしたプロセスに適用される管理の方式及び程度は,組織の品質マネジメントシステムの中で定めなければならない。

注記1 品質マネジメントシステムに必要となるプロセスには,運営管理活動,資源の提供,製品実現,測定,分析及び改善にかかわるプロセスが含まれる。
注記2 “アウトソースしたプロセス”とは,組織の品質マネジメントシステムにとって必要であり,その組織が外部に実施させることにしたプロセスである。
注記3 アウトソースしたプロセスに対する管理を確実にしたとしても,すべての顧客要求事項及び法令・規制要求事項への適合に対する組織の責任が免除されるものではない。アウトソースしたプロセスに適用される管理の方式及び程度は,次のような要因によって影響され得る。
a) 要求事項に適合する製品を提供するために必要な組織の能力に対する,アウトソースし
たプロセスの影響の可能性
b) そのプロセスの管理への関与の度合い
c) 7.4 の適用において必要な管理を遂行する能力

□ISO9001:2015年版
8.4 外部から提供されるプロセス、製品及びサービスの管理
8.4.1 一般
組織は、外部から提供されるプロセス、製品及びサービスが、規定要求事項に適合していることを確実にしなければならない。
組織は、次の事項に該当する場合には、外部から提供されるプロセス、製品及びサービスに適用する管理を決定しなければならない。

a) 外部提供者からの製品及びサービスが、組織自身の製品及びサービスに組み込むことを意図したものである場合
b) 製品及びサービスが、組織に代わって、外部提供者から直接顧客に提供される場合
c) プロセス又はプロセスの一部が、組織の決定の結果として、外部提供者から提供される場合

組織は、規定要求事項に従ってプロセス又は製品・サービスを提供する外部提供者の能力に基づいて、外部提供者の評価、選択、パフォーマンスの監視、及び、再評価を行うための基準を確立決定し、適用しなければならない。組織は、これらの活動及びその評価によって生じる必要な処置について、文書化した情報を保持しなければならない。

□ISO9001:2015年版規格が要求していること
・購買などで外部から提供されるプロセス、製品及びサービスをしっかりと管理すること。
・外部提供者を評価、選択し、採用すること、さらにパフォーマンスの監視、再評価をすること。
・外部提供者と外部から提供されるプロセス、製品及びサービスが悪影響を及ぼさないようにしておくこと。
・外部提供者への要求事項は伝達する前にきちんと確認をしていくこと。さらに外部提供者にはしっかりと伝達すること。

はい、ここまで見て頂ければわかるかもしれませんが、2008年度版の規格内容との変更点はほぼほぼございません。表現が一部(「供給者」が「外部からの提供」「プロセス、製品、サービス」「外部提供者」変更になっていることと、8.4.2に一部に内容が独立したことだけです。

つまり、規格改定で必要になってくることはマニュアルの一部の内容を分割するだけで、
そっくりそのまま利用できちゃうんです。特に新しく何かをしなければいけないということは全くございません!!

今回は「ISO9001:2015年規格改訂8.4.1項「一般」規格解釈」というテーマで書かせていただきました。
また読んでいただけることを楽しみにしております。
ありがとうございました。

ISO9001:2015年版 7.5文書化した情報

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ISO総合研究所の前田です。
いつもご愛読ありがとうございます。さて、今回はISO9001:2015年版 7.5文書化した情報についてお話します。

まずISO9001:2008年版と大きく変わっているのは用語の定義です。
今までのISO9001:2008年版では、文書類、品質マニュアル、文書化された手順、記録などと呼んでいましたが、ISO9001:2015年版からはこれらを全て総称して文書化した情報とひとまとめで呼ぶようになりました。文書や帳票、記録というものを全て文書化した情報だという認識になったということです。品質マニュアルに至っては要求項番からなくなってしまっています。

それでは7.5項を細かく見ていくことにします。

>7.5.1一般
>組織の品質マネジメントシステムは、次の事項を含まなければならない。
>a) この規格が要求する文書化した情報
これはISO9001:2015(JIS Q 9001:2015)に文書化された情報と書かれた部分のことです。

>b) 品質マネジメントシステムの有効性のために必要であると組織が決定した、文書化した情報
これは会社がいると決めた文書化された情報なので、会社が決めてよいものということになります。

>注記 品質マネジメントシステムのための文書化した情報の程度は、次のような理由によって、それぞれの組織で異なる場合がある。
>-組織の規模、並びに活動、プロセス、製品及びサービスの種類
会社の大きさや実際に行う仕事内容によって、文書化した情報の必要さは変わるということです。たとえば、製造業さんのようなものを作るようなお仕事の場合と形のないものを提供するサービス業さんでは、操作するものもお仕事の流れも違うので、必要とされる文書も変わってくるということです。

>-プロセス及びその相互作用の複雑さ
お仕事などの複雑さによっても文書化した情報の必要さは変わります。
たとえば、

>-人々の力量
人の力量によっては、文書化した情報の必要さが変わります。たとえば、人の力量があまりない場合には、作業手順書のような文書化した情報を用意しないとお仕事が回らない可能性があるからです。

>7.5.2作成および更新
>文書化した情報を作成および更新する際、組織は、次の事項を確実にしなければならない。
>a) 適切な識別及び記述(たとえば、タイトル、日付、作成者、参照番号)
識別、なので違いがわかるようにしておくことです。○○マニュアル、○○規定など名称で分けたり、作成日や改定日で日付が違うものだとわかるようにしておくと良いです。

>b) 適切な形式(たとえば、言語、ソフトウェアの版、図表)及び媒体(たとえば、紙、電子媒体)
文書の使いやすさなどによって形式や媒体を分けましょうということです。たとえばPCや電子機器の持ち込めないところでの文書化された情報を利用しなければならないときは紙媒体での利用にするなどです。

>c) 適切性及び妥当性に関する、適切なレビュー及び承認
文書化された情報が目的にかなった内容になっているかかどうか、過不足の内容になっているかどうかを評価し、OKを出す必要があるということです。

>7.5.3文書化した情報の管理
>7.5.3.1品質マネジメントシステム及びこの規格で要求されている文書化した情報は、次の事項を確実にするために、管理しなければならない。
>a)文書化した情報が、必要なときに、必要なところで、入手可能かつ利用に適した状態である。
大切なことを文書化した情報としたのに、必要なときに必要なところで使えなければ、文書化した意味がありません。文書化した情報を正しく使えるようにしておく必要があります。

>b)文書化した情報が十分に保護されている(例えば、機密性の喪失、不適切な使用及び完全性の喪失からの保護)
文書化した情報を、漏えいや改善、紛失しないように守ることです。起きてはいけないことを起きないように文書化された情報を守る必要があります。

>7.5.3.2文書化した情報の管理に当たって、組織は、該当する場合には、必ず、次の行動に取り組まなければならない。
>a)配布、アクセス、検索及び利用
文書化した情報が誰の手に渡って、誰が使えるようにしているか管理しておくことです。

>b)読みやすさが保たれることを含む、保管及び保存
使う人が文書化した情報を読みやすいように置いておくことです。

>c)変更の管理(例えば、版の管理)
文書化した情報のどれが最新版であるのかどうか、どこが変更された箇所なのかをはっきりさせておくことです。たとえば、版番号や作成日・改定日などで最新版をはっきりわかる状態にしておくことです。

>d)保持及び廃棄
文書化した情報をどの程度もっておくのか、どのように捨てるのかを決めておくことです。捨て方などを決めておかないと漏えいなどの問題が出る可能性があるからです。

いかがでしたか?
細かい部分がわからない場合はぜひISO総研にお問い合わせください。

ISO9001:2015年度版規格改訂 8.2.3項「製品及びサービスに関する要求事項のレビュー」

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こんにちは!
ISO総合研究所コンサルタントの堀田です。今回は、題名にもありますようにISO9001:2015年度版規格改訂シリーズです!

その中の8.2.3項「製品及びサービスに関する要求事項のレビュー」を取り上げます。

まずは、ISO9001の要求事項から見ていきましょう!

8.2.3.1
組織は,顧客に提供される製品及びサービスに関する要求事項を満たす能力をもつことを
確実にしなければならない。 組織は,製品及びサービスを顧客に提供することを
コミットメントする前に,次の事項を含めて,レビューを行わなければならない。

a) 顧客が特定した要求事項。これには引渡し及び引渡し後の活動に関する要求事項を含む。
b) 顧客が明示してはいないが,特定された用途、あるいは意図された用途が既知である場合,
それらの用途に応じた要求事項。
c) 組織が特定した要求事項。
d) 製品およびサービスに適用される法令・規制要求事項。
e) 以前に提示されたものと異なる,契約、あるいは注文の要求事項。

組織は,契約、あるいは注文の要求事項が以前に定めたものと異なる場合には,
それが解決されることを確実にしなければならない。

顧客が要求事項を書面で示さない場合には,顧客の要求事項を受諾する前に、
組織はによって確認されなければならない。

※注記
インターネット販売のようなある種の状態には、個別の注文に対して正式のレビューは現実的ではない。
それに代わって、カタログのような、適切な製品カタログによってレビューが充当される。

8.2.3.2
組織は,該当する場合には、次の事項に関する文書化された情報を保持しなければならない。
a) レビューの結果。
b) 製品及びサービスに関する新たな要求事項。

要求事項だけでは、イメージ沸かないと思いますので、事例でご紹介しましょう!

ここでは、そもそも製品及びサービスをお客様に提供するために
何がわかっていないといけないのかを明らかにすることが求められています。
と同時に予想していない事態が生じたときに、どのような対応をするかを
前もって決めておいてくださいと言っています。

製品及びサービスを提供するために必要な情報が揃っているか確認(レビュー)してくださいという事です。

3つの要求を確認(レビュー)しましょう!ってことです。

1.お客様からの依頼(顧客の要求事項)
2.社内ルールの遵守(社内の要求事項)
3.仕事をする上で必要な法律(法的要求事項)

なんの為か・・・・・?
お客様が安心するためです!

ん?まだ具体的ではない。。。
そうですよね。

飲食店を例として簡単に言うと

「お客様から注文を受けたら、返答する前に注文の内容を確認してください」

「え!?」と思われますよね。

しかし、ISOってこのレベルなんです。

さらに、どう取り組むかも自由なんです!
基準値や規格値といったものは一切要求されません。

・大規模な業務基幹システムで生産管理を行う

・ホワイトボードに今週の予定を記入する、

どちらも「計画を立てる」と解釈となります。

お客様から注文を受けたら、
ファミレスや居酒屋のように注文を復唱してもいいですし、
営業マンが商談の中で確認してもいいでしょうし、
技術者が発注者から預かった図面や仕様書に目を通すといったことでも構いません。

どのような方法をとるかは、あなたの会社が決めればいいのです。

そう!
ここが、普段のお仕事と離れた別世界のISOがなるか否かの分かれ道になります!。

例えば、無条件に現状維持の仕事のやり方を選ぶのか?

あえて、自社の短所を補ったり、長所をさらに生かすようなやり方を選ぶのか?

たいていの会社さんは、ISOを取得しようと考えるときに、
自社の課題や長所といったことは考えられておりません。
多くの方々が前者を選びます。。。

次は、事例でもう少し詳しくご説明しましょう!

サービス業界のホテルを題材にご説明します!

宿泊されるお客様
望まれたのは、以下としてみます。

日付:12月10日チェックイン
泊数:1泊
部屋:シングル(禁煙)

これに対して、当たり前にやらなければならない事は

1.タオルやシーツが洗濯してあること
2.部屋が清掃されていること
3.シャワーからお湯が出るか

など言われなくても当たり前に行なっておくべきことがあります。

では、ホテル側のルールとして何があたるか

例えば、男性客にはウェルカムドリンク、女性客にはウェルカムフルーツを準備しておくことを
ホテルが決めている場合に、宿泊客が男性か女性かを確認することが該当します。

もう1つは、法規制が関わってきます。
ホテルですと、消防法になると思います。

1.誘導灯や誘導標識を設置すること

これもお客様が言わなかったら守らなくて良いものではありません。

製品及びサービスを提供するにあたって確実に確認しなければなりません。

そして、確認した”結果”を残す必要があります。

イメージはつきましたか?

これは該当する?
新しく作らなきゃダメ?

頭が混乱して眠れなくなったら、ISO総合研究所コンサルタントに
ご相談していただいて整理してください!

是非、ISO9001の規格改訂でお悩みの皆様、ご相談を!