ISO14001:2015(EMS)力量と格ゲーと環境と

_shared_img_thumb_OOK92_tatakausarari-man20131223_TP_V

 

 

いつもご愛読いただきありがとうございます。

ISO総合研究所の佐藤です。

 

 

春も近づき暖かい日が続いています。皆さん、お体の調子はいかがでしょうか?季節の変わり目は体調を崩される方も多いかと思いますので、ご自愛いただければと思います。

 

 

それにしても春は良いですね。暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい季節です。1年の中で一番好きな季節かもしれません。出逢いもあれば別れもあり、ちょっとおセンチな気分にもなってしまいますが(笑)

 

 

前回はISO(アイエスオー)9001:2015(QMS)の「8.2.4 管理の方式及び程度」について、花粉症の話をかなり混ぜて記載させていただきました。皆さん、その後花粉症はいかがでしょうか?

 

 

私は少し落ち着いてきました。嬉しい限りです。

社内ではまだ花粉症でキツそうにしているスタッフが多々おりますので、あまり大きな声では言えませんが(笑)

 

 

それでは、私どもの近況の話は以上となりまして、今回の本題に入らせていただければと思います。

今回は、ISO(アイエスオー)14001:2015(EMS)の「7.2 力量」について記載させていただきます。

 

 

さて、「力量」という言葉ですが、こちらはISO(アイエスオー)14001(EMS)以外でも、ISO(アイエスオー)9001(QMS)やISO(アイエスオー)27001(ISMS)など、他のISO(アイエスオー)でも出てくる言葉です。

 

 

そもそも「力量」ってなんでしょうか?

りきりょう【力量】とは

 

1.物事を成し遂げる力の程度。能力の大きさ。「指導者としての―が問われる」

2.物理的な力の量。また、エネルギーの量。

(デジタル大辞泉 より引用)

 

とのことです。

ISO(アイエスオー)的には1.の意味っぽいですね。

ではISO1(アイエスオー)14001(EMS)、つまり環境マネジメントシステムでいう物事を成し遂げる力の程度、能力の大きさ、とはなんでしょうか?

ここで、ISO(アイエスオー)14001:2015(EMS)の「7.2 力量」の内容を確認してみましょう。

 

 

7.2 力量

組織は、次の事項を行わなければならない。

 

a)組織の環境パフォーマンスに影響を与える業務、及び順守義務を満たす組織の能力に影響を与える業務を組織の管理下で行う人(又は人々)に必要な力量を決定する。

 

b)適切な教育、訓練又は経験に基づいて、それらの人々が力量を備えていることを確実にする。

 

c)組織の環境側面及び環境マネジメントシステムに関する教育訓練のニーズを決定する。

 

d)該当する場合には、必ず、必要な力量を身に付けるための処置をとり、とった処置の有効性を評価する。

 

 

ざっくり言うと、企業は、

 

 

・環境に影響する業務や順守義務に関わる業務に携わる人たち(従業員など)に対して必要な力量を決めなさい

 

・決めた力量が従業員などに教育、訓練、経験を積ませることで、力量を身につけている状態にしなさい

 

・環境に関する教育が必要かどうか決めなさい

 

・従業員などの力量が足りてないのなら、必ず力量を身につけるための教育等を行いなさい

 

 

ということを言っています。

 

 

環境の「力量」ってなんぞや!!

 

 

環境で考えてみるとよく分からないので、少し前まで私がハマっていました対戦型格闘ゲーム(略して格ゲー)に例えて「力量」について書いてみようかと思います。

 

 

格ゲーと言えば皆さん、思い浮かべるものはどんなものでしょうか?

有名なもので言えば、2Dの格ゲーだと○トリートファイターシリーズや○狼伝説、ザ・○ング・オブ・○ァイターズシリーズ、3Dの格ゲーだと、○ーチャファイターや○拳かと思います。

 

 

私は2Dのものがほとんどでしたね。ですので、2Dの格ゲーで話をさせていただきます。

 

格ゲーで勝つためには、まずは何ができなければいけないでしょうか?

最低限、ゲームの操作方法や勝ち負けのルールの把握、もっと踏み込んで考えてみると、ゲームのシステムやキャラクターの特徴や性能、コンボや立ち回りを覚える必要があります。

まず、勝つために必要な上記のことを覚えなければいけない、ということがa)項にあたります。

 

 

初心者はいきなりゲームセンターに行って、対戦をするんじゃなくて、トレーニングモード等で練習しましょうねというのがb)項、秋葉原などの格ゲー強者が集っているところに行くためにコンボ等を覚える練習を行うかどうかを考えるのがc)項に当たるのかなと思います。

 

 

そして、俺より強い奴に会いに行く、ということで秋葉原のゲームセンターに行き、強い奴に勝たなければならないと決めた場合は、ゲームセンターのアーケードの環境に合わせるためにアーケードコントローラーの購入を行って、トレーニングモードでひたすらにコンボ練習を行ったりします。これがd)項に当たるのではないかなーと思います。

 

 

 

そんなこんなで「力量」について無理やり対戦格闘ゲームに合わせてみました。

 

 

 

もっとISO(アイエスオー)14001(EMS)について知りたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽に弊社までご連絡ください。

弊社コンサルタントがご説明させていただきあればと思います。

 

 

最後までお読みただきありがとうございました。

今週末は秋葉原に行って強い人と対戦してきます!!

ISO14001:2015年度版(EMS)規格改定6.1.2項「環境側面」規格解釈

_shared_img_thumb_max16011542-2_TP_V

 

いつもご愛読いただきありがとうございます。

ISO総合研究所コンサルタントの残田です。

 

今回はISO14001:2015(EMS)6.1.2項「環境側面」について書いていきたいと思います。

 

 

まず、JISQ14001:2015(ジスキュー14001:2015)に何と書いてあるか確認してみましょう。

 

A.6.1.2 環境側面

組織は,環境側面及びそれに伴う環境影響を決定し,それらのうち,環境マネジメントシステムによって取り組む必要がある著しいものを決定する。

有害か有益かを問わず,全体的に又は部分的に環境側面から生じる,環境に対する変化を環境影響という。環境影響は,近隣地域,地方及び地球規模で起こり得るものであり,また,直接的なもの,間接的なもの,又は性質上累積的なものでもあり得る。環境側面と環境影響との関係は,一種の因果関係である。

環境側面を決定するとき,組織は,ライフサイクルの視点を考慮する。これは,詳細なライフサイクルアセスメントを要求するものではなく,組織が管理できる又は影響を及ぼすことができるライフサイクルの段階について注意深く考えることで十分である。製品(又はサービス)の典型的なライフサイクルの段階には,原材料の取得,設計,生産,輸送又は配送(提供),使用,使用後の処理及び最終処分が含まれる。

適用できるライフサイクルの段階は,活動,製品又はサービスによって異なる。

組織は,環境マネジメントシステムの適用範囲内にある環境側面を決定する必要がある。組織は,現在及び関連する過去の活動,製品及びサービス,計画した又は新規の開発,並びに新規の又は変更された活動,製品及びサービスに関係するインプット及びアウトプット(意図するか意図しないかにかかわらず)を考慮に入れる。用いる方法は,通常及び非通常の運用状況,停止及び立ち上げの状況,並びに6.1.1 で特定した合理的に予見できる緊急事態を考慮することが望ましい。過去の緊急事態の発生について,注意を払うことが望ましい。変更のマネジメントの一部としての環境側面に関する情報を,A.1 に示す。

組織は,環境側面を決定し評価するために,製品,部品又は原材料をそれぞれ個別に考慮する必要はなく,活動,製品及びサービスに共通の特性がある場合には,その活動,製品及びサービスをグループ化又は分類してもよい。

環境側面を決定するとき,組織は,次の事項を考慮することができる。

 

  1. a) 大気への排出
  2. b) 水への排出
  3. c) 土地への排出
  4. d) 原材料及び天然資源の使用
  5. e) エネルギーの使用
  6. f) 排出エネルギー[例えば,熱,放射,振動(騒音),光]
  7. g) 廃棄物及び/又は副産物の発生
  8. h) 空間の使用

組織は,組織が直接的に管理できる環境側面のほかに,影響を及ぼすことができる環境側面があるか否かを決定する。これは,他者から提供され,組織が使用する製品及びサービス,並びに組織が他者に提供する製品及びサービス(外部委託したプロセスに関連するものも含む。)に関連し得る。組織が他者に提供する製品及びサービスについて,組織は,その製品及びサービスの使用及び使用後の処理に対して限定された影響しかもつことができない場合がある。しかし,いかなる場合においても,組織が管理できる程度,影響を及ぼすことができる環境側面,及び組織が行使することを選択するそうした影響の程度を決定するのは,組織である。

組織の活動,製品及びサービスに関係する環境側面の例として,次の事項を考慮することが望ましい。

- 施設,プロセス,製品及びサービスの設計及び開発

- 採取を含む,原材料の取得

- 倉庫保管を含む,運用又は製造のプロセス

- 施設,組織の資産及びインフラストラクチャの,運用及びメンテナンス

- 外部提供者の環境パフォーマンス及び業務慣行

- 包装を含む,製品の輸送及びサービスの提供

- 製品の保管,使用及び使用後の処理

- 廃棄物管理。これには,再利用,修復,リサイクル及び処分を含む。

著しい環境側面を決定する方法は,一つだけではない。しかし,用いる方法及び基準は,矛盾のない一貫した結果を出すものであることが望ましい。組織は,著しい環境側面を決定するための基準を設定する。

環境に関する基準は,環境側面を評価するための主要かつ最低限の基準である。基準は,環境側面(例えば,種類,規模,頻度)に関連することもあれば,環境影響(例えば,規模,深刻度,継続時間,暴露)に関連することもある。組織は,その他の基準を用いてもよい。ある環境側面は,環境に関する基準を考慮するだけの場合には著しくなかったとしても,その他の基準を考慮した場合には,著しさを決定するためのしきい(閾)値に達するか,又はそれを超える可能性がある。これらのその他の基準には,法的要求事項,利害関係者の関心事などの,組織の課題を含み得る。これらのその他の基準は,環境影響に基づいて著しさがある側面を過小評価するために用いられることを意図したものではない。

著しい環境側面は,一つ又は複数の著しい環境影響をもたらす可能性があるため,組織が環境マネジメントシステムの意図した成果を達成することを確実にするために取り組む必要があるリスク及び機会をもたらし得る。

 

 

 

ISO14001:2015(EMS)では上記のように記載されていますが、基本的にはISO14001:2004(アイエスオー14001:2004)で要求されていることと同じです。

 

 

簡単にまとめると、「環境側面を抽出しなさい」「管理できる側面と影響を及ぼす側面を考慮に入れなさい」「著しい環境側面を特定しなさい」の3つが要求されている内容です。また、環境側面を洗い出す基準は自社で決めることができます。著しい環境側面についても、無理に紙ごみ電気にしなくてもかまいません。もともとの自社の目標から逆算して著しい環境側面を決めることで目的・目標を無理なく運用することができます。

 

 

ISO14001:2015(EMS)になったことで変更された点は規格の項番が変更になったことぐらいなので、6.1.2項「環境側面」については既存のマニュアルの内容を変更することなくISO14001:2015(EMS)に対応することが可能です。

 

 

ISOを新規で取得したい、ISOの仕組みが重たくなって困っているといった方がいましたら、ぜひ一度、ISO総合研究所までお問い合わせください。

ISO14001取得:環境側面と目的って?


ISO総合研究所コンサルタントの藤川です。
いつもご愛読ありがとうございます。

今回はISO14001の目的・環境側面の簡素化についてお話していきたいと思います。

環境側面は聞き慣れない用語ですよね。

原語はenvironmental aspectですが、英語を母国語とする英米人でもピンとこない、

という人がいます。分かりやすい日本語でいえば「環境に影響しうる要因」だそうです。

環境側面は「環境と相互に影響しうる」とか「著しい環境影響をもつか又はもちうる」とあるように、

可能性を潜在させているものも含めて考える必要がある。たとえば環境保全設備が正常に作動しているために、そこに環境側面がありうることに気付きにくいことがありますが、

その設備の異常(故障)によって環境影響が出てくる場合は、環境側面として捉える必要があります。

上記に記載しているように、ISO14001規格には、難しい言葉が多いが、この「環境側面」ほど、日本語として意味の判りにくいものはないと思います。

ある会社の社長さんなんかは、机の側面をたたいて、「側面って、ココのことかと思ったよ」と言って笑っていました。


しかも、PDCA(計画-実行-チェックー見直し)サイクルの、「4.3計画」の冒頭部分に出てくるので、この言葉の意味を理解しないと、前に進めないし、重要なものです。

「問題解決」の手法として、要因分析というやり方があるが、ISO14001規格でも、この手法を取り入れています。

ISO14001規格の本筋は、いわゆる「目標管理手法」であり、「企業の仕事の環境への影響」を調べて、著しい影響を与えることを、どうするかを、「計画」を立てて「実行」して行くものです。

その、「企業の仕事の環境への影響の要因」のことを「環境側面」と言います。

規格では、環境目的(目標)を決める前提として、「環境への影響の要因」をあげて(特定)、評価して「著しい環境影響をもつものを決定しなさい」ということになっています。

いろんな企業へ行くと、「著しい環境側面」や、あるいは「目的・目標」は、すばらしいものが出ているのに、それを選んだ過程や、元の環境側面(要因)が抜けている場合があります。

たぶん、仕事を熟知した経営者や環境管理責任者が、頭の中で「環境側面」を吟味して、「著しいもの」を選び出しているという、

東洋的な発想であるが、ISO14001規格では、これはダメということです。要因を全部あげて、(紙に書き)それを評価、整理するという規格の手法に即していないからです。

どうでしょう?ここまで書いていくと、環境影響に関することってもしかして

「紙ごみ電気を使わない」→「出さない環境にする」→「会社を辞める」になりませんか?(笑)

ある審査員とお会いした際に、建設会社での環境側面や目標ってどんな事例があるんですか?

と聞きました。

「うーん。最初のうちは紙ごみ電気の削減かな。」

「長くやってくるとそれが辛くなって逆に業務に支障を来たりしてるけどね(笑)」

どうでしょう?身に覚えがありませんか?

私もよく紙ごみ電気を目標にしているお客様先にお伺いした事があります。

そこのお客様は「会社内での電気の削減」を目標として、

「始業時間の5分前までは電気をつけない。お昼休憩前の11:50までに電気を消す。その間13時までは電気をつけない。

18:00からは残業だとしても電気をつけない。」という活動をされてました。

凄い目標ですね。とお伺いした際にこのようなお言葉を頂きました。

「環境側面を洗い出すまではいいんですよ。ただね、そこからが難しい。どうやって具体的な活動にするのかがさっぱりです。

だからずるずる初期の活動を続けに続けてとうとう業務時間内にまで電気の節約が押し寄せてきましたよ。」

その際に、お客様にお伝えしました。

プラス(有益)の環境側面は洗い出していますか?と。

どうしても「環境に影響しうる要因」と聞いてしまうと「環境に対する悪いモノ」と思ってしまいがちです。現に僕も思ってました(笑)

すぐに「環境側面にプラス(有益)」な側面を洗い出しました。

そこで出てきたのが”人”です。

ヒトに良い影響を与えることも、プラスの環境側面なのです。

会社の中で、ヒトに好影響を与えることって、何だろう?と考えてみると…

○オフィスでの嫌煙・禁煙運動キャンペーン

(社員の健康第一、大気も汚れない)

○社内親睦レクリエーション

(若い社員さんにとっては、悪い環境側面かも?(笑))

○BGMにクラシック音楽を流す

(生産性の向上・職場の軋轢軽減?)

とまあ、冗談半分でも、これ位簡単に上がってきます。

是非ともプラスの環境側面の抽出に頭を悩めている会社さんは、”人”に焦点をあててみてください。

さて、ちょっとタイトルと離れすぎた所でまとめに入っていきたいと思います。

環境側面、目的を簡単にできる3つの事例

1.環境側面にはいい影響を洗い出すべし

2.目的から決めるのではなく、環境側面から見つける事。

3.側面で不明な事が出てきたならば”ヒト”の問題を洗い出してみるべし。

以上でございます。

是非参考にしてみてください。

ISO14001スリム化のビフォーアフター、昔からの脱却!

 

ISO取得するために…..

 

他社のマニュアルを参考に部分修正して認証取得したが、

マニュアル通りに運用できていない。

 

なので、マニュアル作成をコンサルタントまかせにしたところ。

その結果、出来たマニュアルは異業種の用語が入ったものでした。

書いてあることが分からない、やれないことまで書いてある、

おまけにかなり分厚い、規程がいっぱいに…

 

取得後何年もたつのに社内に全く浸透していない会社も…

 

ある会社では、工事から帰るたびに数十枚の記録を作成していた。

どう考えても普段の仕事からかけ離れていて、間違っているとしか思えません!!!

 

問題があるマニュアルでは、無駄や無理が生じてコスト(費用)高になります。

マニュアルが分厚いと、

 ●改訂するのに長い期間がかかる。

 ●改訂後のチェックに時間がかかる。

 ●読むのに時間がかかる。

 ●なにが書いてあるか分からない。

 ●誰も読もうとしない。

 ●社内に浸透しない。

 

分厚いマニュアルはマイナスを生じるだけで良いことは全くありません。

いますぐスリム化に取り組まれることをお薦めします。

 

マニュアルが業務実態にあっていない場合は、

実態に合うマニュアルに修正すればいいのです!

あくまでもISOは普段の仕事に当てはめていくのがベースです!

そうしないと審査前になって記録を作ったり、ハンコを確認したり

そんなことをサービス残業しながらやること…

 

そんなことを続けても何もプラス効果はありません。

ただの負担です。

 

スリム化を実行したいが……、

 ■修正する時間が取れない。

 ■どうやればよいか分からない。 

 ■何度もやってみたが、もう自分の手にはおえない。

 ■手間をかけられる人も時間もない。

こういう状況でも、スリム化はできます!

 

そこで弊社の3つの事例をご紹介します!

 

1.「環境側面」

 

【K建設様】

 

会社が仕事を進める上で環境に与える影響が何かを決めるものです。

 

例)重機の使うことで騒音が出たり、振動が起きたり。

 

上記のような事をどんどん出していき、

どの内容が最も会社にとって目立っているか(著しい)決める。

これに対してK建設さんは20数個の内容が上げられました。

そして、決めた最も目立つ内容も20個!!!!!

 

この結果はというと

1)対策を取るため、仕事の手順が増えた

2)対策を取るため、コストが増えた

3)普段、現場ではやっている事を二重で対策をとっていた

 

これは……

 

ISO継続のためには重すぎる!!!

 

そもそも、事業の継続という観点から見てもスリム化は急務でした。

 

まず何をやったか?

まず、現場の方にお話をお聞きしました。聞いていくとISOを取得する前から

普段やっていることがほとんど…..

 

「著しい環境側面とは、会社として最も注意して仕事を

 しなければならないこと決めることなのです」

 

とお伝えすると

 

実は3つだったんです!!!

 

これもスリム化の1つ、コスト削減にもなりました!

皆さんも一度見直してみては如何でしょうか!?

 

2.「順守評価」

 

【S工業様】

 

仕事をしていく上で関係する法律の把握とその法律に対して

出来ているかいないかを評価するもの

 

例)マニュフェストは適切に管理されているか(A票があるかなど)

 

見せて頂いた「順守評価表」は

1情報1枚でエクセルシートが30枚ありました。

これだけでは終わらず、関連する法律の文書が添付されマーカーされていました…..

 

ゾッとすること

1)法律の変更が出た場合、新しい法律文書を印刷して

 また、マーカーをする…..ゾッ

 

2)新業務が立ち上がったら、関連する法律を調べ

 文書を印刷して、マーカーをする…..ゾッ

 

3)毎年30枚と法律を見直す…..ゾッ

 

結果から申します!!!

 

管理はA3サイズ1枚で収まりました…..ホッ

 

考え方としてはシンプルなんです!

例)廃棄物処理法


上記の図のように記載していけば、順守評価の見直しになった際は

この管理シートだけを更新すれば良いんです!これで良いんです!

 

更新を楽にする方法をご提供させて頂きます!

 

3.「目的・目標」

 

【H商事様】

 

ISO14001では「目的・目標」を立てなさいと言われています。

 

環境に対しての目標。うーん…..

 

H商事様の目的・目標は

「経費の削減」

「電気の使用量を監視する」

 

紙、ゴミ、電気と言われていたISO14001では、よく見られるものです。

ダメというわけではないので、ひとますオッケー

 

さて次は目標に対しての行動です。

「電気の使用量を監視する」

実際の話をお聞きすると、データを毎月取っているとの事でした。

 

ん、イヤな予感が…..

 

使用量の分析をされていました。

弊社 :「これは何の役に立っているんですか?」

H商事様:「いや、親会社に言われているから?」

弊社  :「報告してるんですか?」

H商事様:「いいえ、してないです」

弊社 :「・・・・・」

弊社 :「これをまとめるのに何時間かかりますか?」

H商事様:「半日です」

 

結果は…

目標から消しました!!

 

まさにISOのための作業です。

データをまとめるのに「半日」

「半日」あったら、普段の仕事をやって残業しなければ電気代が減りますよね

 

これが「目的・目標」のスリム化です!

行動が無駄なことになっていませんか?是非もう一度ご検討を!