ISO9001の規格改定する際に抑えておきたい7のこと

いつもご愛読いただきありがとうございます。

ISO総合研究所コンサルタントの残田です。

本日はISO9001(アイエスオー9001)の規格改定についてお話させて頂きます。

2015年9月に国際規格のISO9001(アイエスオー9001)が改訂され、11月には日本語訳されたものが発行される予定になっています。

今回のISO9001(アイエスオー9001)の規格改定は2008年に改訂されて以来約7年ぶりです。同時に改訂された

ISO14001(アイエスオー14001)は2004年に改訂されて以来なんと約11年ぶりの規格改定になっています。

そこで今回はISO9001(アイエスオー9001)の規格改定する際に抑えておきたい7つのことをまとめてみました。

①規格改定の為にどのぐらい費用が必要になるのか?

当社で独自にアンケートを実施した結果、20万円~40万円の費用をかけると回答した企業が多くなっています。

自社でISO9001(アイエスオー9001)の規格改定の作業を進めるために勉強会やセミナーに参加する企業が多いみたいですね。


②いつまでに改訂すればいい?

 実はISO9001(アイエスオー9001)の規格が改訂されたから次の審査には即新しい内容で審査を受けなければいけないなんてことはないんです。

ISO9001(アイエスオー9001)の改訂内容が広範囲で、仕組みの基本的改訂部分もある為、移行スケジュールには2年の猶予期間が与えられているんです。

③文書化の要求がなくなった!?

 ISO9001(アイエスオー9001)が2015年版の規格になって大きく変わることといえば、品質マニュアルの作成、

管理責任者の設置が必須ではなくなったことです。代わりに「文書化された情報」を保持するという新しい要求がでてきました。

 品質マニュアルの作成は必須ではなくなりましたが、マニュアルや手順書を活用した方が運用しやすいのであれば、今後も活用した方が良いようです。

しかし、今までの文書の量や作業量が多くて困っているということなら、ISO9001(アイエスオー9001)の仕組みを合理化してシンプルな運用に変えていく良い機会になってくるかもしれません。

④新規格の勉強はしないといけない!?

 新規格の勉強をするのは時間がかかってしまうのでムダにしかなりません。2008年版と変わったところだけ最低限把握できていれば問題ないです。

また、ISO9001(アイエスオー9001)の運用をアウトソースすることに消極的な会社が多いですが、自社で勉強してISO9001(アイエスオー9001)を運用してしまうと

ムダな仕組みを作ってしまうことにもなりかねません。何よりも時間とお金が一番ムダにかかってしまいます。

 ISO9001(アイエスオー9001)のことに時間とお金を必要以上にかけてしまうことはムダでしかないので、ISO9001(アイエスオー9001)のことは

プロに任せて本業に集中できる環境をつくりましょう。その方が規格に合ったルールを最低限必要なシンプルなものにできて、運用が楽になりますよ。

⑤規格改定の前に整理していますか?

 規格改定に当たって今ある品質マニュアルや手順書を見直ししなければいけません。新しい品質マニュアル、手順書に変える前にいらない、ムダなルールの見直しをやっていますか?

 まずは今あるルールを整理することから初めてください。整理とは「いる物といらない物を明確にし、最少必要限度までいらない物・使わない物をとにかく捨てる」ことです。次にルールを整頓してください。整頓とは「必要な物を必要な時に、すぐ使える状態に保てるようにする」ことです。

 このように最低限のものにしてから改訂すれば品質マニュアルだけを修正すれば規格改定の対応ができます。

⑥改訂のタイミングで審査機関を移転する!

 初めてISO9001(アイエスオー9001)を取得した時から審査機関を移転しましたか?今までは特に理由がなければ審査機関を移転するタイミングは無かったと思います。

今回のISO9001(アイエスオー9001)規格改定は審査機関を移転する良いタイミングになると思います。

 ISO9001(アイエスオー9001)の古い時代に活躍していた審査機関を使うのは時代に合わなくなってきています。

当社で紹介している審査機関等、現在では実務に合わせて重箱の隅をつつくような審査をしない審査機関が増えてきています。

 もしご興味がありましたら、ISO総合研究所コンサルタントの残田までご連絡ください。審査費用の価格交渉までやりますよ!

⑦マニュアルサンプルを手に入れろ!

 ISO9001(アイエスオー9001)の規格改定を進めるにあたって、まずはマニュアルの完成形のサンプルを手に入れましょう。

マニュアルの完成形のサンプルがあるだけでも規格改訂(改定)の作業が効率よく進みますよ。

 他社でISO9001(アイエスオー9001)を取得している企業があれば、改定後の品質マニュアルを参考にさせてもらうことをオススメします。

規格改定(規格改訂)をどうすれば良いかわからない、新規取得したいけど何から手を付ければ良いかわからないといったことがあれば、

是非一度ISO総合研究所のコンサルタントにお問い合わせください。