Pマーク(プライバシーマーク)新規取得の審査:密着レポート


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いつもご愛読ありがとうございます。

ISO総合研究所コンサルタントの樋口です。

 

今回はPマーク(プライバシーマーク)の新規取得において、担当者が一番心配されている点についてお話したいと思います。

お客様のほとんどは口を揃えて、「○○が一番心配だった。」「○○の対策をどうするかでずっと悩んでいた。」と言います。

その「○○」とは・・・「現地審査」です。

 

「現地審査」とは、審査員がPマーク取得申請企業に実際に出向いて、実務をチェックする工程です。現地審査を初めて受けられる人にとっては、何が起こるのか分からないので大変不安ですよね。では、実際、どんな風に流れていくのか、1日の流れを紹介したいと思います。現地審査の前日から、Pマーク担当者Aさんの1日のスケジュールを見ていきましょう。

 

【審査前日】○月×日

09:00 明日は審査だ。審査に使う書類を印刷しよう。

10:30 書類の印刷終了。やはり書類の数多いな…。さーて、どこにどの書類があるか当日テンパらないように付箋を貼っていこう。

12:00 付箋だらけになってしまった。書類も多いし、付箋も多いし、テーブルがごちゃごちゃだ。審査でしっかり見る書類と、ほとんど見られない書類が分かれば、書類も付箋も少なく済むのになぁ。とりあえず昼食取って休憩しよ。

13:00 さて、次は「同意書」や「委託先の契約書」とかの書類を総務部のキャビネットから集めよう。

14:00 やっと集まった。意外と大変だったな。でもなんか足りなさそうだな…

14:05 とりあえずテーブルの上がやばい(笑) 綺麗にファイリングしよう。

14:30 完成!さーて、次は全書類のチェックだ!

14:40 やばい。さっそく書類が足りない。印刷ミスもある…

16:30 チェック終了。・・・さて、やるか(不足分の書類回収、書類修正、再印刷など)

17:00 退社時間迫っている。誰か手伝ってくれ。

18:00 うーん終わらない。

19:00 よし、ここまできた。最終チェックだ!

20:00 やっと終わったー。早く帰ろう。明日は審査だ。

 

【審査当日】○月△日

08:30 出社

09:00 審査で使う会議室に、昨日チェックした書類を持ってこよう。

09:30 審査の参加者に点呼をかけよう。弊社の代表取締役、個人情報保護監査責任者がいればいいんだっけ。

09:50 審査員到着。2人来た。審査員のうち、1人がメイン、もう一人がサブということらしい。

10:00 審査開始。最初に秘密保持契約を結んだ。

10:10 トップインタビュー開始。弊社の代表取締役とメインの審査員が会話。

内容は、

①Pマーク取得の目的

②いつ頃からPマーク取得を考え始めたのか

③事業内容の概要

④各事業の売上の比率

10:30 トップインタビュー終了。代表者は退出。

10:35 ここからが私の出番!

10:50 約15分 採用の形態と採用業務のフローについて、メインの審査員に詳しく聞かれた。「不採用時の履歴書は返却か廃棄するのか」そこまで聞かれるんだな。

11:10 約20分 給与管理や社会保険関係などの経理・総務業務のフローに詳しく聞かれた。タイムカードなのか固定給なのか、社労士や税理士をどこのフローから使っているのか 質問攻め。経理に詳しい人じゃないと答えられないな。

12:00 約1時間 弊社サービスの業務フローについて詳しく聞かれた。個人情報をどこから受け取るのか、どういう書類やデータに置き換わりながら業務が流れていくのか、情報をどのプロセスで委託するのか、廃棄はどうしているのか、何年保管するか決まっているのかなど、質問攻め。よくそんなポンポン質問が出てくるなぁ。喋りすぎて喉が渇く。事務の人を呼んでコーヒー追加。

12:05 お昼休憩。審査員とは別の場所で昼食をとる。

13:00 午後の部開始!作成した書類のチェック!

14:20 午前中にヒアリングしたことと、作成した書類の整合性について順を追って、サブの審査員に確認された。午後は基本的にサブの審査員が担当するのか。メインの審査員もサブの審査員をフォローするような形で質問をしてきた。不足分や、修正する箇所を「指摘」として何個も出された。何か月もの時間を要して頑張って作り上げた書類も、こんなにたくさんの指摘が出るんだなぁ。

14:30 小休憩。昼食後は眠くなるなー。コーヒー飲もう。

14:40 審査再開!

15:30 まだまだ書類の整合性について確認される。書類しか見てないなぁ。御役所っぽい。

16:00 2回目の小休憩。審査ってこんなにも長いのか… コーヒー必須だな。

16:10 書類の確認が終わり、今後は社内を実際に見て回るそうだ。

16:20 オフィスにあるパソコンを数台見られて、「スクリーンセーバーが設定されているか」、「パスワードの桁数は、社内のルール通りなっているか」、「Windows Updateは手動更新ではなく自動更新になっているか」など、確認した。

16:40 サーバールームに移動して、システム関係のことをヒアリングされた。バックアップの方法や頻度、各パソコンやサーバーに対するアクセスログをどう管理し、点検しているのかなど。システム責任者が同席していてよかったー。

16:50 社内を一通り見て、再度会議室に戻る。実務のチェックはあまり重視しないのかな?1時間もかからず終わったぞ。

17:20 最後の総括。審査員から「今回の指摘は○○です。」と10~20個言われた。後日、正式指摘文書として、詳しい指摘内容が書かれた書類が届くそうだ。

17:30 審査員が退出。ふー。やっと終わった。それにしても長い1日だった…

 

【合計】

・書類作成時間                  :250時間

・前日準備                         :10時間

・当日の審査時間              :6時間(休憩を除く)

・審査員から受けた質問    :???個(数え切れない…)

・指摘数                            :18個

・飲んだコーヒー              :5杯

・精神の疲れ                     :250%(午前中でもうしんどい…)

 

「急に担当になったけれど、こんなに大変な仕事はやりたくない。」

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審査自体の時間は短縮できませんが、「審査の前日準備10時間」と「精神の疲れ250%」を限りなく「0」に近づけることは可能です。

 

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